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本当にやりたい仕事って何
大手企業部長職,メルマガ発行人など4つの顔を持つ男<その1>
2005/09/20

 大手企業の現役サラリーマン、しかも部長職という多忙な役職につきながら、ほぼ毎日書評メルマガを発行し続けている人がいる。松山真之介さん(ペンネーム、51歳)だ。そこから、さらに活動がひろがり、今では“4つの顔を持つ男”と言われるまでに発展している。

 彼の活動には、現役時代から定年後につながる生きがいづくりのヒントが満載である。今回は、松山さんの多彩な活動を紹介し、次回の実践から得た生きがいづくりのコツにつなげていく。

2時間の通勤時間を有効活用

 松山さんの代表的な“4つの顔”は、次のようなものだ。(1)大手サービス業の技術部門部長職,(2)毎日発行するメールマガジン「Webook of the Day」の発行人,(3)「早朝起業」,「マインドマップ読書術」などの書籍の著者,(4)大学の非常勤講師、客員助教授。しかし、細かく分けると実はもっとある。セミナー講師であり、コンサルタントとしても活躍し、ラジオのパーソナリティを務めたこともある。

松山真之介さん

 こうした多彩な顔を持つようになったきっかけのひとつは、家を建てたことだった。「千葉に家を建てて、通勤時間が2時間以上にかかるようになりました。そこで、いっそ早起きして、始発で通おうと思いついたんです。そうすれば通勤時間と就業時間までの間の3時間は自由に使えます。まずは毎日電車の中でビジネス本を1冊読むことから始めました」。

 そのうち、「これは参考になる」「この言葉は使えるな」など、感銘を受けた部分を忘れないように、備忘録の意味をこめて「Webook of the day」というニューズレター発行し始めた。最初はメーリングリストを使い、友人や社内の20人ほどに送っていただけだった。

 ニューズレターで紹介したのは主にビジネス書である。ビジネスの現場にいる友人たちには参考になる部分が多かったらしく、最初からたくさんの感想が寄せられた。それが励みになって継続するうちに、口コミ的に広がっていった。その反応に後押しされた形で、メルマガに発展していったのである。今では、登録者数1万2000人を超える巨大メルマガに成長している。そして、驚いたことに、このメルマガはほぼ毎日発行されているのである。

 しかも、ただ発行するだけで終わらせないのが松山流だ。「この著者に会いたい」と思ったら、著者にアプローチしてインタビューを行う。おかげで、読者であるベンチャー企業の社長などとも親交を深めることができた。もちろん、そこで得たビジネス、人生へのヒントはメルマガに還元する。評判が高くなるにつれ、出版元や著者本人から推薦本のメールも届くようになった。

 松山さんのメルマガは、常にランキングの上位に位置され、2003年にはメルマガ発行元の「まぐまぐ」より、「あした読ま~にゃ! 54冊の奇跡」として書籍化もされたほどだ。

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