ここから本文です

座談会 アラウンド定年・男たちの思い<その2>~妻とのパートナーシップこそが最重要~

―― 定年後はどうしようとかいう話は、奥さんとしていなかったのですか。

E氏: 私は出張が多かったんで、いろいろなところに行っています。でも、奥さんを一回も連れていったことがない。子供を連れて行くことはあっても、二人でいくことはなかった。それと、日常的なことで恨みもあるみたいです(笑)。

D氏: 僕は家事も手伝いますよ。もちろん、メインは妻だけど、できることはやる。料理も、これは俺が作るからという場合もある。

B氏: 私は単身赴任の経験があるから、家事もやろうと思えばできると思うんですが、今は何もやってないなあ。片づけくらいは手伝いますけどね。妻が元気だから、今はやらなくて済んでいますけど。

A氏: 私が会社辞めるとき、もうひとつ心がけたことは、女房に対する夫としての立ち位置を明確にしたことです。会社勤めの間は、会社が優先で、自分の時間は自分のものでした。女房もそれを認めていました。

 でも、自分で仕事を始めてからは、女房が助けを必要としているときは、お客さんとの約束が入ってない限りは、すべて彼女に合わせます。まず、次の1週間のスケジュールを聞くんですよ。で、いつ誰々さんと会う約束があるというなら、じゃあ、その間の母親の介護は僕が引き受けるよと。

 食事を作っておくということまでは出来ないんですが、近所のスーパーに行って、何か買ってくることくらいはします。

D氏: たぶん、夫の妻に対する感謝とか思いやりが少ないと、彼女たちはそれを感じていて、ずれみたいなものが生まれるのではないんでしょうか。私は海外駐在を経験したときに、家族の絆というのが深まりました。周りは異国の地で相談できる人がいないし、自分たちしかいないわけです。そんな状況ではお互いを思いやるしかない。

A氏: 私は、四六時中、顔を合わせないということを意識して実践しています。私の仕事は家でしようと思えばできるんですが、外に場所があるというのはいい。女房から、あれ直してとか、これをしてとか言われたときは、「イエス!マム」精神でやりますが、それ以外は離れている。これが重要だと思いますね。

 結果的に、女房のほうも自分の空間があって、時々、亭主が顔を出すというのがいいようです。べったりだったら、どんなに仲のいい夫婦でもたまらんでしょうね。


前のページへ 1ページへ 2ページへ 3ページへ 4ページへ 5ページ 6ページへ 7ページへ 8ページへ 次のページへ
この記事のバックナンバーを読む
「セカンドステージ マガジン」 配信開始
セカンドステージでは,HTMLメール「セカンドステージ マガジン」の配信を始めました。毎週1回水曜日に配信いたします。
サイト上の更新情報やイベント,セミナーの情報をお送りするとともにメールならではの特典,イベントの提供をいたしていく予定です。
メール配信をご希望の方はこちらのページからで配信登録をお願いします。

→バックナンバーはこちら

セカンドステージ メールマガジン
サイトマップを見る
セカンドステージ連載一覧


日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る