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団塊世代のための定年準備講座
定年後に楽しむミニベンチャー<その2>~自分の趣味・好みを徹底的に打ち出す~
2009/06/02

 副業的な観点で取り組むミニベンチャーの2回目。今回は、いくつか具体的なミニベンチャーの形を探ってみたい。このコラムのテーマは、タイトルに「楽しむ」とあるように、定年後の毎日を退屈することなく、社会とつながっていることを実感して生きるための活動。だから、この業種は儲かる、こうすれば稼げるというアドバイスではない。

 とはいえ、変化して行く社会の動きを、経験ある世代ならではの視点で捉えれば、新しいシーズやニーズが見つかるかもしれない。そう簡単ではないが、小さな種でも、やってみようと思う人の知恵やスキルが加わることで、可能性は広がる。だから、ベンチャーなのだ。

やり残した趣味を思い出す

 前回は、定年後のミニベンチャーの基本となる考え方を紹介した。(1)身の回りのことから気楽に取り組む、(2)自分自身が満足感や充実感を得られる、(3)身の丈にあった資金で始める、(4)小遣い程度の収入で良しとする。この4つだ。

 それでは、まるで趣味やボランティアのようではないかと思った人もいるだろう。まったく、その通り。しかし、趣味やボランティアを侮ってはいけない。定年後にじっくり取り組める仕事を見つけた人の多くは、趣味やボランティアが始まりという例も多いのだ。

 最初は、まず趣味から。誰にでも、事情が許さなくて、できなかった、まっとうできなかったというものがある。それを再現・実現できる方法はないかを考えるのも一つだ。例えば、趣味で集めていたものはないだろうか。それを復活してみることから始めてみる。この時点では、まだ趣味の域。

 ただし、集め出したら徹底的にやること。どんなものでも、ある数以上を集めたら、立派に収集家と名乗ることができる。そこに分類や調査・研究、うんちくが加われば、もはやその道の専門家である。そんな収集家は、万華鏡、ホーロー看板、マッチ、アジアの蝶、和楽器、駅弁の掛け紙、世界各国の貝殻、絵画、バス降車ボタンと、私が知っているだけでも、こんなにいる。


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