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団塊世代のための定年準備講座
雇われない働き方・起業をめざす<その6>〜成功も失敗も先例から学びたい〜
2008/12/23

 その2では、起業の準備として、何よりもまず予定を組むこと、創業に関するセミナーを受けることなどを紹介した。もう一つ忘れてならないのは、先輩の起業例に学ぶことだ。成功も失敗も、多くのことは先達が経験済み。実践に勝るものはない。

 それを知ったからといって失敗しないとは限らないが、自覚して始めるのと、まったく頭にないのとでは、いざとなったときに大きな差が出ることも考えられる。そして、そこから見出すものは、人それぞれだろう。今回は、先輩たちの起業体験から垣間見える「定年後創業の心得」もまとめてみた。

同世代の起業例を参考に

 以前、1990年代以降は、30歳代が横ばい、40歳代が減少しているのに比べて、50歳代の起業が年々増えているという国民政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)の調査結果を紹介した。だから、中高年の起業例はたくさんあるはずと思うのだが、探してみると、案外、見つからない。シニアや中高年というくくりでまとまっていないからだろう。

 もちろん、参考になるのはシニアだけとは限らず、若い世代の威勢のいい起業も見ておく必要がある。だが、中高年世代の起業事情は、やはり現役世代とは異なる部分がある。どんな思いや考え方で、どのような事情があって起業したか、何に目をつけたか、資金はどう工面したかなど、できれば、シニアに特有の事情なども知りたいのではないだろうか。

 経済産業省関連の起業サポート・プロジェクト「ドリーム・ゲート」には、多くの起業家のインタビューが掲載してある。しかし、比較的規模の大きな企業の有名創業者インタビューが多く、シニア起業家の参考になるものは少ない。スモールビジネスでの起業ももっと紹介してほしいものだ。本来「ドリーム・ゲート」が目指したものは、大企業志向ではなかったと思うのだが。

 国民政策金融公庫には、「特色ある企業事例」として、新規開業ローンを利用したシニア起業家の例がある。また、北海道経済産業省は「女性とシニア20人の起業ストーリー」という冊子を出しており、ネットでも読むことができる。このコラムのその4で紹介した中高年の起業支援を行っている公的機関のサイトにもあるので、参考に。


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