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団塊世代のための定年準備講座
雇われない働き方・起業をめざす<その3> 〜金融危機の今、起業して大丈夫か〜
2008/11/18

 米国の金融破綻から始まった世界同時不況。経済活動の第一線から退きつつある団塊世代にとっても、定年の人生設計を狂わせかねない出来事として関心は高い。最近発行された雑誌の中には、「団塊世代の老後は破綻」や「団塊世代は75歳で貧困」といった見出しを掲げるものまである。心中穏やかではいられない。

 そんなときに、定年退職者に「起業」という危ない行動をすすめるのかと思う人もいるだろう。だが、こんな時だからこそ、自立の精神が必要だ。信じられるのは、自分自身の意欲と力。ほかに頼れる何があるのだろうか。

 ということで、今回こそ「起業の心得」を取り上げようと思っていたのだが、昨今の環境を考えて、急遽、変更。先に「だからこそ起業する」意味を考えてみたい。

今、事業を始めるのは正しいのか

 なぜ、自分たちにはいつも、肝心なときに過渡期がやってくるのだろう。そう思っている団塊世代は多いのではないだろうか。第2の人生に踏み出したばかり、あるいは、踏み出そうとしたとたんに、未曾有の不況がやってくる。せっかく立てた人生設計も、水の泡になるかもしれない。そんなときに、独立・起業なんて無理。

 今や、そんな気分だろうか。だとしたら、どうしたらいいのだろう。やはり安定した収入が必要だと、再雇用や再就職に鞍替えするのか。しかし、ただでさえ狭き門の中高年就職口。不況下では企業に余裕がなくなり、再雇用も再就職もさらに厳しくなる。

 「それなら、もういいや」とばかりに悠々自適で暮らすのか。できる環境ならば、それもいいだろう。しかし、貯金は目減りしていくばかり。その不安に耐えられるか。何より、まだまだ社会に役立ちたい、自分の力を発揮したい、生き生きと暮らしたいという自分自身の心の欲求はどうする。


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