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団塊世代のための定年準備講座
雇われない働き方・起業をめざす<その1> 〜もう人には使われたくない!〜
2008/10/21

 前回までは「定年後の働き方を考える」と題して、主に、再雇用や再就職の可能性について考えてきた。つまり、雇われて生きる方法である。しかし、「働く」ことは、必ずしも「会社に勤める」ことだけではないはず。もう一つ、「独立自営・起業」という道もある。

 現在では、定年後の「起業」にも様々な手段や支援策が用意されている。どこかに「もう人に使われたくない」と思う気持ちがあるなら、自分のアイデアを、自分の力とやり方で、誰にも邪魔されずにやってみるというのも悪くない。今回からは、定年後の起業の可能性について探っていくことにしよう。

「起業」の道を選ぶ人

 起業・・・。誰しも、人に使われることなく、自分の思い通りに仕事ができるなら、その方がいいと思うに違いない。もちろん、成功するとは限らない。失敗した時のことを考えると、とても、そんな度胸はないというのが大半だ。だから、「雇われて働く」ことを選ぶ。

 では、どんな人たちが独立を果たしているのだろうか。今まで多くのリタイア世代に接してきた経験からいえば、定年前後の独立・企業組には、大きく分けて次の3つのようなタイプがあるように思う。どのタイプであれ、大事なのは、起業の目的や意味を自分なりにしっかり考えておくことだろう。

  1. 早めに会社に見切りをつけて、現役時代から着々と定年後の独立・起業の準備を始める人。案外、会社では優秀と見なされ、それなりの地位にあった人が多い。会社の現状と自分の将来を冷静に分析し、再雇用を選ばなかった人たちだ。リストラや成果主義などのデメリットも見てきたことで、会社との距離感を感じている人もいる。
  2. 定年制度に不満や不安が大きく、自分はまだこの会社に貢献できると思っている。いわゆる再雇用熱望組だが、なんらかの事情で、希望通りの職場に採用されず、その思いを起業に向ける。準備不足もあって、なかなか軌道に乗せるのは難しいが、悔しさをバネにがんばっている。
  3. いったん再雇用などを経験してから、起業の道を選んだ人。定年直後は再雇用されたことの喜びで張り切っていたが、決して今まで通りに働けることではなかったという現実に直面。やはり自分の道を行くのが正しいと思い直す。新しい道を模索しながら進むタイプ。
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