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団塊世代のための定年準備講座
定年後の働き方を考える<その12>~海外で働くという体験~
2008/09/30

 昔から、日本国内に満足できる働き場所が見つからない人は、海外に飛び出したものだ。古くは南米やハワイなどへの移民。近くは80年代に、日本では正当に能力を評価されないと考えた女性の多くが海を渡った。行き先は、香港やシンガポール。伸び盛りでビジネスに活気があり、性別や年齢でのハンディの少ない地域が選ばれた。

 定年を迎えた団塊世代にも、同じような状況が現れている。今では、日本のリタイア世代が持っている技術やノウハウを活用したいという発展途上国が多いので、望まれて海を渡る例も少なくない。収入を得るためだけでなく、海外貢献をしたいという考えから選択する人もいる。

 今回は、海外で働くとしたら、どんな可能性があるのか、どこで見つけることができるのかを調べてみた。海外での経験は、第2の人生にひと味違った彩を添えることになるのではないだろうか。

1ヶ月からできる「シニア海外ボランティア」

 定年後に海外で国際貢献するというと、真っ先に思い浮かぶのがJICA(独立行政法人国際協力機構)の「シニア海外ボランティア」だ。ボランティアというと無給と思われがちだが、もちろん、渡航費、派遣期間の家賃や生活費などが支払われる。応募できるのは69歳まで。

 以前、派遣期間は2年と決まっていたが、最近は、多くの人が応募できるように選択肢が増えている。その一つが2005年に始まった「シニア海外ボランティア短期ボランティア」だ。これは1ヶ月から最長1年未満の短期派遣をするもの。募集は、計画・行政、公共・公益事業、農林水産、鉱工業、エネルギー、商業・観光、人的資源、保健・医療、社会福祉の9分野。年6回募集している。

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