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団塊世代のための定年準備講座
定年後の働き方を考える<その8>~シニアコミュニティが仕事探しの場になる~
2008/07/29

 「60歳以上の求人は増えているのに、人がいない」とはいっても、働く側にとってみれば、なんでもいいわけではない。仕事の内容こそ大事。現実には、その思いと企業がシニア世代に求めるもの間にギャップがある。財務・経理関係や製造・技術系の求人は比較的あるが、問題は事務系の職種。

 その要望に応えようとする新しい動きも始まっている。それは、シニアを集めて活動するシニアコミュニティの取り組みだ。今回は、そんな新しい動きを探ってみる。

50歳以上の雇用拡大が見込める仕事

 本題に入る前に、ちょっと前回の補足を。前回、おおむね55歳以上の人の職業紹介事業や就職活動相談を受ける「はつらつワーク」を紹介したところ、それはどこにあるのかという質問をいただいた。手元の資料によれば、練馬区、品川区、新宿区、葛飾区、中央区、板橋区、世田谷区、稲城市、府中市、三鷹市、立川市、多摩市、日野市の13カ所にある。

 正式名称は、「アクティブシニア就業支援センター」。東京都と区や市、東京しごと財団などの支援を受けて、地域の社会福祉協議会やシルバー人材センターなどが運営している。地域における多様な働き方を提供するとしているが、相談は地区の住民に限らずにできるようだ。ただし、シルバー人材センターが運営しているセンターは、やはり60歳以上を対象に、臨時・短期・補助的な仕事の紹介に限られる。

 さて、定年後の求人にはどんなものがあるのだろうか。次ページのグラフは、東京高齢期雇用就業支援センターがまとめたデータだ。正規従業員で拡大が見込まれるのは「営業・渉外」「管理全般」「製造・施工・現業」。多少は順番が入れ替わるが、非正規従業員の場合もそれほど変わらない。「製造・施工・現業」が多いのは、工場などの現場で働き手が不足しているということの現われだろう。

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