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団塊世代のための定年準備講座
退職金の使い道を考える<その8>~残される人への心遣いと準備~
2008/03/18

 誰しも、自分が死んだ後のことなど考えたくもない。だから、「残った家族が、後のことは適当にやってくれるだろう」などと、気楽に考えてはいないだろうか。最近は、“その適当に”がなかなか難しいのである。きちんと意志を示しておかないと、愛する家族が大変な思いをすることもある。今回は、相続とお葬式について考えてみよう。

誰に相続権があるのか

 前回は、万一、離婚という事態になったら、どんな負担が発生するかを調べてみた。しかし、どんなに仲のいい夫婦であっても、同時に寿命を終えることはできない。どちらかが残されるわけで、残された側の人生はその後も続く。共に人生を重ねてきたパートナーが自分の亡き後に苦しい状況に追い込まれるようなことは避けたい。では、どんな準備をしておくべきなのだろうか。

 私がシニアライフアドバイザーの資格を取るために受講した講座の中で、特に印象に残っているのが相続の話である。それまで、「相続や遺言なんて、財産のたくさんある人の問題だから、自分には関係ない」と思っていたが、それ以来、考えを改めた。

 遺言がない場合の相続は、子供がいる場合、配偶者が遺産の1/2を、残りの1/2を子供が均等に相続する。しかし、問題なのは子供がいない場合である。子供がいないから、配偶者が全財産を相続できるかというと、そうではない。


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