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団塊世代のための定年準備講座
退職金の使い道を考える<その4>~キャッシュフロー作成と住宅ローンの繰上げ返済~
2008/01/22

 前回までは、定年後の生活資金が不足しない方法を探ってきた。だからといって、お金のことばかりに気にしていたら、人生は味気ないものになってしまう。ある程度の目安を立てて、安心して老後を迎える工夫をしよう。そのためには、これからのライフプランを立てて、それに沿って資金計画を練るのである。

 その1では、大きなくくりで資金を把握する方法と考え方を説明した。ここではさらに、年毎の収入と発生する支出を細かく書き出し、暮らし方の資料として活用する方法を紹介する。それがキャッシュフロー表だ。

わが家のキャッシュフロー表を作ってみる

 キャッシュフローとは、文字通り、お金の流れという意味。定年後の毎年の収入と、年毎に予想される支出を表にして、バランスを見ていくのである。収入には、公的年金や報酬などの金額を計上する。妻の収入や貯蓄などの手持ち資金、予想される株の配当などももちろん記入する。

 支出には、毎月の生活費だけでなく、たとえば、いつリフォームをやるべきか、それにはいくら必要かといったことも書き込んでいく。夫婦で毎年海外旅行を必ず1回はするとか、この年は、孫の入学祝が必要だなどといったことも、わかる範囲で記入しておく。

 キャッシュフローは一度作ったら終わりではない。臨時収入が入る時もあるし、逆に、思わぬ出費が生じることがある。ある程度の変動が起きた時点で、修正していく必要がある。最初は大変だが、一度作ってしまえば修正は簡単だ。こうして常に数字を把握しておけば、万一の場合も、そうあわてることなく対処することができる。資金が底をつかないように、節約すべきところも見えてくる。

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