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団塊世代のための定年準備講座
退職金をもらったら!<その3>~貯蓄か、投資か~
2007/12/18

 前回は、定年後の「足りない資金を補う方法」について考えてみた。手持ちの資金が減らない工夫をしつつ、足りない分は働いて確保するという方法だった。

 補う方法にはもうひとつ、“貯める・運用する”という方法がある。退職金を前にして、運用はしたいものの、知識も経験もないのに、リスクのある金融商品に容易に手を出す勇気はないと、悩んでいる人は多いのではないだろうか。

 今回は、定年後の資産運用をどう考えたらいいのかを、一緒に考えてみることにしたい。ただし、投資信託の種類にはどんなものがあり、運用利率はどれがいいかといったことは本題ではない。そうした情報は金融機関やFP(ファイナンシャルプランナー)などからたくさん提供されているので、そちらを参考にしてもらいたい。

 ここでは、退職後の生活を賄うための資金運用をどう考えたらいいかという視点で話を進めていくことにする。

あわてず騒がず、まずは普通預金/定期預金

 確かに、この低金利では、老後の生活資金形成が貯金だけだったら、目減りする一方ということは誰でも理解できる。

 現在、都市銀行の普通預金金利はほとんどが年0.2%。セブン銀行とイオン銀行といった新しい金融機関やネット銀行でも0.25%から0.35%程度。100万円預けても、1年後の利息が2千円~3千5百円だ。さらに、ここから税金が引かれる。普通預金に全財産を委ねるのは、どうみても得策ではない。

 しかし、だからといって、「株だ、投資信託だ」と意気込むのはちょっと早計。投資に知識も経験も自信もない人は、本当に自分に合った運用は何なのかをじっくり見極める必要がある。いまさら慌てることはないので、まずは、3ヶ月か6ヶ月、容易に引き出せる普通預金や定期預金に預けてから、じっくり考えることにしてはどうだろう。

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