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団塊世代のための定年準備講座
退職金の使い道を考える<その1>~わが家の総資産と支出を把握する~
2007/11/20

 団塊世代の多くはこれから退職金を手にする。それはどう使うつもりだろうか。とりあえず、住宅ローンを完済して、リフォームをして、妻と少しは贅沢な旅行もして、欲しかったが今まで買えなかった大物をこの際思い切って買って、残りは貯金して。。。などと、思いをめぐらしているのではないか。

 しかし、仕事ではあれだけバランスシートや月次売上表を眺めつくす人が、意外にも、自分の家の貯蓄額やローンの残債や、毎年の収支に関してはほとんど把握していなかったりする。それでは、定年後の生活が不安なのも無理はない。日本人がいつまでも生涯現役でいたいという理由のひとつは、この金銭的な不安にある。

 一生のうちに、千万円、百万円単位のお金が一度に入ってくる機会など、そうあるものではない。この際、退職金にからめて、わが家の資産をしっかり把握し、ゆとりある老後に向けた資金計画を考えてみてはどうだろうか。

平均的な退職金は2500万円

 まずは、退職金の実態を知っておこう。団塊サラリーマンの退職金は、総額で30兆円とも60兆円ともいわれている。では、個人が手にする退職金の額はどのくらいだろうか。サラリーマンなら、会社の業務規定などに退職金を算定できるテーブルがあるはず。これで、自分はいくらもらえるかくらいは、すでに把握していることだろう。

 日本経済団体連合会が2007年3月に発表したデータによれば、定年退職者の平均支給額は男性の大卒が約2490万円、高校卒が2190万円だった。総務省が実施した「平成13年民間企業退職金実態調査の結果」でも、38年間勤務した定年退職者の退職金は約2400万円。まずは、2400~2500万円あたりが間違いのない数字のようだ。

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