ここから本文です
団塊世代のための定年準備講座
定年前後の諸手続き<その2>~定年後,すぐにやっておきたい手続き~
2007/02/27

 前回は,58歳になると送られてくる「年金加入記録のお知らせ」をスタートとして,60歳の定年時までにやっておくことを説明した。

 定年を迎えてほっとするのもつかの間,辞めてから1年くらいは現役時代の後始末や諸手続きなど,しておくべきことが結構あって実は忙しい。気が抜けたせいで,うっかり忘れて,後で後悔することのないようにしたい。今回は,辞めたらすぐにやっておくことをチェックしてみよう。

定年後はまずハローワークで失業認定

 退職後も働きたいと思っている人はもちろん,どうしようかと迷っている人も,絶対に忘れてならないのはハローワークでの雇用保険の手続きだ。会社などで20年以上雇用保険に加入していて定年退職を迎えた人は,求職の手続きをして,失業認定を受ければ,再就職先が決定するまで,最大で150日分の失業給付が受けられる。金額は年齢と退職前6カ月の賃金で決まる。

 実は,この雇用保険の手続きも定年前からしておいた方がいい準備のひとつ。まず,失業給付の計算には退職前6カ月分の給与のデータが必要になるので,給与明細を揃えておくこと。さらに,定年の日が迫ったら,求職に必要となる離職票(2種類)はいつ受け取れるのか,また郵送してもらえるのか,取りに行くのかなどの受取方法を会社に確認しておく。

 通常,離職票は退職後10日ほどで発行されるので,手に入ったら,できるだけ早くハローワークでの手続きを済ませよう。離職票のほかに,雇用保険被保険者証,本人を確認できるもの(住民票,運転免許証,健康保険証など),写真,印鑑,本人名義の銀行の通帳が必要となる。雇用保険被保険者証も勤務先からもらえるが,紛失した場合はハローワークでも再発行が可能。

 失業保険をもらっている期間は年金をもらえなくなる。ただし,長年勤めた人は,年金額より失業給付の方が高額な場合が多いので,失業給付を選んだ方が得だ。とはいえ,定年前にしっかり見極めて判断したい。失業保険が切れれば,年金は復活するので問題ない。

1ページ 2ページへ 3ページへ 4ページへ 次のページへ
この記事のバックナンバーを読む
「セカンドステージ マガジン」 配信開始
セカンドステージでは,HTMLメール「セカンドステージ マガジン」の配信を始めました。毎週1回水曜日に配信いたします。
サイト上の更新情報やイベント,セミナーの情報をお送りするとともにメールならではの特典,イベントの提供をいたしていく予定です。
メール配信をご希望の方はこちらのページからで配信登録をお願いします。

→バックナンバーはこちら

セカンドステージ メールマガジン
サイトマップを見る
セカンドステージ連載一覧


日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る