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団塊世代のための定年準備講座
再就職の可能性<その2>~ホワイトカラーのチャンスは広がるか~
2007/01/30

 前回は,定年後の人材の再雇用に積極的な企業の取り組みを紹介した。やはり,技術職が中心で,ホワイトカラーへの対応はまだにぶい。しかし,人材不足や改正高齢者雇用安定法の影響もあって,各企業の取り組みは変化しつつある。今回は,ホワイトカラーにはどんな道があるのか,何が求められているのかを探ってみよう。

定年間近の人材活用に,別会社を設立

 団塊世代の知人から新しい名刺をもらった。彼は今年60歳になる。勤めている広告代理店では,まもなく定年を迎える社員のさらなる活用を図るため,新しい会社を設立したという。事業内容はシニア世代がいきいきと第2の人生を送るためのサポートとコンサルティング事業。同世代の社員が手がけることで,他の世代には発想できないような,きめの細かいサービスの提供を目指している。

 この会社は今までも,シニア世代向けコミュニケーション誌を企画するなど,シニア市場でのビジネスも手がけてきた。まもなく定年を迎える社員の中には,雑誌づくり,イベント企画と運営,マスメディア対応などといった分野に,相当のスキルと経験を持つ人が多い。会社としては,改正高齢者雇用安定法への取り組みもあるものの,苦労して育て上げた人材をみすみす定年で逃してしまってはもったいない。シニア市場への取り組みを本格化するに当たっては,このような人材を活用しない手はないという発想なのだそうだ。

 別会社は,とりあえず数名の団塊世代でスタートしたので,何から何まで,自分たちでやらなければならない。会社の立ち上げから始め,売上目標達成の責任も負う。しかし,知人によれば,それも新鮮。今までの仕事の経験を生かすことができ,また,自分たちなりの新しい企画を提案して,自ら実行できるということで,張り切って取り組んでいる。何より,再雇用による定年後の不安が解消されたという安堵の気持ちは大きいだろう。

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