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団塊世代のための定年準備講座
団塊向け雑誌の創刊相次ぐ<その2>~団塊世代のネイチャー志向に注目する金沢「自然人」~
2006/12/12

 前回は,最近創刊された団塊世代向け雑誌を紹介した。新創刊の雑誌は,ほとんどが主に富裕層の男性を狙った趣味系・ファッション系の高級誌。それと対照的なのは,身近な使える情報の提供を行っているフリーペーパーだ。市販の雑誌と比べても,内容的に遜色ないものが生まれており,気軽に手にして読める雑誌として定着している。

 今回は,もうひとつの中高年向け雑誌を紹介する。各地にあるタウン誌である。また,その中でも,新しい視点で大人の雑誌づくりに取り組んでいる金沢「自然人」を詳しく紹介してみたい。

大人のタウン誌は個性豊か

 タウン誌といえば,主に若い層に向けて,グルメや遊びのスポットをこれでもかと山盛りで紹介している雑誌という印象が強い。しかし,大人を意識したタウン誌は各地にたくさんあり,一つのテーマを掘り下げ,こだわりの編集方針で出版されているものも多い。

 地域には同じジャンルの雑誌はそうたくさんはない。過度な競争にさらされることなく,限定された地域の中を丹念に取材して,落ち着いた企画と編集ができることもあり,力作も生まれている。地域密着型の編集方針を維持し,身近な興味ある話題を掘り下げることで,地元を中心とした固定読者もつく。10年,20年と続いているタウン誌もあるのだ。

 一方,廃刊に追い込まれるタウン誌も少なくない。収入の面もあるが,雑誌作りのノウハウを持った人材の確保ができないと継続は難しい。私が以前にピックアップした地方のシニア向けタウン誌は,今回の調査で半数近くが廃刊もしくは休刊となっていた。継続して発行を続けているタウン誌は,やはり個性豊かで,編集方針の軸がしっかりしている。

 都会で暮らしている人は,懐かしい故郷の話題や,田舎暮らしの情報を手に入れたいと思うこともあるだろう。そんな時,手にとるには地方のタウン誌が一番だ。都会では味わえない新鮮なニュースを発見できたりする。まずは,各地の元気な中高年向けタウン誌を紹介しよう。

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