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団塊世代のための定年準備講座
健康を考える<その2> ~こころの健康 「定年うつ病」にならないために~
2006/02/21

 健康は肉体だけの問題ではない。心が病めば,不思議なことに,たちまち体も弱る。逆に気持ちが安定していれば,少々の病気には負けない。“こころ”を鍛えることも健康を確保する上で,非常に大切なことだ。

 自分(私)はしっかりしているから大丈夫というほど単純ではない。現代社会は,変化がストレスとなり,うつ病という形で表面化することがある。その中でも,定年という環境の変化が原因で罹るのが「定年うつ病」だ。

 うつ病は「こころの風邪」と言われている。風邪は誰でも引く。すぐに直ってしまう場合もあれば,放っておいて,肺炎になることもある。ひどい場合は,命を落とすこともある。それと同じで,油断ならないのである。

 今回は,精神的に不安定な時が来ても乗り越えられるように,自分の状態をチェックする方法も含めて,定年前後の心理状態と対処法について考えてみた。

定年前後の精神状態にご注意!

 世の中には「うつ病」が蔓延している。特に,定年前後は要注意だ。喪失感や将来への不安など,さまざまなストレスがずっしりとのし掛かる。長い人生に中でも不安定な心理状態になりやすく,危険な時期なのだ。しかし,その割にはあまり取り上げられることがない。定年うつ病に関する著書や記述も多くはない。

 理由のひとつは,当事者があまり声を上げないことだ。特に男性に多いのだが,自分は「うつ病」などになるような弱い人間ではないと思いたい,あるいは,思い込んでいることである。そして,ストレスや悩みを抱えていても,それをオープンに語ることがない。

 ある精神科の医師によれば,うつではないかと相談にくるのは,本人ではなく奥さんの方が多いという。本人は,「まさか自分がうつになどなるはずがない」と思っているのである。周りが気づいてあげればいいが,無関心だった場合は症状が進んで大事になる場合がある。

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