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団塊世代のための定年準備講座
自分の住む地域にもどる<その1> ~お父さん,お帰りなさい!~
2006/01/17

 起きている時間の大半を過ごす場所を「居場所」というならば,間違いなく「会社」だ。しかし,定年やリタイヤとともに,それはなくなる。代わりに居場所となるのは,名実ともに自宅であり,活動の場所はその周辺地域となる。それならば,今からどんなところかじっくり探ってみるのも面白いのではないだろうか。思わぬ発見があれば,しめたものだ。

 地域には,今や手ぐすねを引いて,リタイア世代を活用したいと待っている自治体やグループがたくさんある。リタイア世代にとって地域は,今までのように単なる生活の場所ではなく,生きがい発見や自己実現,活動の場として,たいへん魅力的な場所となりつつあるのだ。

地域はあなたを待っている

 2007年問題などといわれ,団塊世代の大量定年の話題にはあまりいいイメージがなかった。退職者が地域に大量に戻ってくるということは,高齢者が増えて町に活気がなくなると考えられているからだ。税収が減少するのに,社会福祉費用が増えるので,東京でいえば,世田谷や杉並,中野などのような住宅地区では,その対策に苦慮。交通機関やオフィススペース,飲食店などへも影響が出る。問題点が山積みのように言われていた。

 リタイアする側も,地域に戻ることに,なんとなく不安を覚えている。住んでいながら,その地域のことはほとんど知らない,あまり親しい友人もいない,しかも,年寄り扱いされて,お荷物のように見られるのではないかという危惧があるからだ。

 しかし,最近は,地域側の認識が変わってきた。団塊世代は意外に若く元気であり,今まで培った経験や能力は大いに活用の余地がある。今までは寝に帰ってくるだけの「パートタイム市民」だったが,これからは「フルタイム市民」となる。すばらしい人材が常駐するのだから,その力を町づくりや町の活性化に役立てない手はないというのである。ウェルカムなのだ。

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