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団塊世代のための定年準備講座
どうなる私の年金 社会保険事務所で聞いてみた<その2>
2005/11/08

 前回のA氏(56歳)は転職経験がなく,加入も厚生年金のみと,団塊世代としては典型的なサラリーマンのタイプだった。今回登場するB氏(57歳)は転職経験があり,厚生年金から国民年金への変更も行っている。また,厚生年金基金を上乗せしていた時期がある。そして,将来は70歳まで働きたいという希望を語っている。

 B氏の場合から考えられる注意点と,人生設計に基づいた年金のもらい方をチェックしてみた。

年金請求に最も大切なものは「受給資格期間」

 年金は25年(300月)以上の加入期間や合算対象期間がないともらえない。B氏は厚生年金と国民年金の切り替えを行っているが,両方の加入期間を合算すればよく,すでに25年をクリアしているので問題はない。

 注意しなければならないのは,一時期独立して自分で仕事をしていたり,フリーな時期がある人だ。保険料を納めていない時期があるかもしれないので,60歳の時点で自分の加入期間が25年以上あるかどうかを確認した方がいい。万一,加入期間が25年に満たない場合のために「中高年の特例」がある。早めに気づけば,対処の仕方もあるのだ。

 「中高年の特例」とは,昭和26年4月1日以前に生まれた人は,男性で40歳,女性で35歳以降の厚生年金の加入期間が,生年月日に応じて15~19年であれば受給資格があるというもの(表1)。団塊世代はこれに当てはまるので,加入期間が満たない人もあきらめてはいけない。

表1
 昭和26年4月1日以前に生まれた方は、男性で40歳、女性で35歳以降の厚生年金保険の加入期間が、生年月日に応じて15年~19念以上。
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