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団塊世代のための定年準備講座
どうなる私の年金 社会保険事務所で聞いてみた<その1>
2005/11/01

 第2の人生設計に,先立つものは生活資金。なんだかんだ言っても,団塊世代の多くは,年金を生活資金の核として考えざるを得ない。いったい,自分の年金額はいくらなのだろうか。

 「それを知らなきゃ,始まらない」ということで,団塊サラリーマンA氏とB氏に,実際に社会保険事務所に出向いてもらい,自分の年金見込額を試算してもらった。「金額はともあれ,なんとなくすっきりした」というのが,お二人の感想。そのルポを2回にわたって報告する。

年金相談に行く前の準備と予備知識

 年金の仕組みは複雑だ。支給金額は勤務年数,家族構成,給与や賞与の額,年金の掛け方などで,一人ひとりまったく違う。「同期のあいつとほぼ同じだろう」などと思ったら,大間違いなのである。

 自分の年金見込額を知りたくなったら,社会保険事務所に聞きにいくのが一番だ。相談できるのは全国にある社会保険事務所。どこで相談してもいいことになっている。全国の年金相談窓口は,社会保険庁ホームページの「相談窓口一覧」で調べることができる。

 相談窓口に直接出向けない人のためには,手紙での相談も受け付けている。ただし,年金見込額試算の対象となるのは55歳以上。55歳未満は年金加入記録の回答のみである。また,58歳になると社会保険事務所から,「年金加入記録」の確認通知が来る。このとき,年金見込額を試算してほしいと希望すれば知らせてくれる。

相談申込書を書く

 さらに,社会保険庁の「年金加入記録照会・年金見込額試算」サイトにある「年金額簡易試算」システムを利用して,自分で試算することもできる。このシステムは誰でも利用できるが,加入期間が合計25年(300月)以上必要なので,実際には40代半ばにならないと年金額を知るのは難しい。

 インターネットで試算してみるのも悪くはないが,実際に窓口に出向いて,年金の専門家にいろいろと疑問点を聞いてみることをおすすめする。A氏は京橋社会保険事務所,B氏は新宿年金相談センターに行ったのだが、どちらも親切に納得できるまで教えてくれた。年金加入者の権利として,大いに利用すべきだろう。社会保険庁のホームページには,相談時に持参するもの,本人が行けない場合の相談方法などが記載してあるので,相談に行く前にチェックするといい。まず職場や自宅近くの社会保険事務所に足を運んでみることが,リタイア後の人生設計の第一歩になるのではないだろうか。

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