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年金を生かす資産形成
第3回 年金はいくら払っていくらもらえるのか
2005/11/25

 厚生年金の保険料は給与やボーナスから天引きされているため,銀行振込の金額が変わったときにちょっと気になるくらいで,日頃はじっくりと見たことがないかもしれません。では,厚生年金の保険料はどのように決まり,いくらくらい支払っているのでしょうか?

厚生年金保険料をいくら払っているのか?

 毎月の厚生年金の保険料は,標準報酬月額(毎年4月から6月の月給の平均額)ごとに30等級に分かれています。それぞれの等級ごとに適用される標準報酬月額(最低9万8000円から最高62万円まで)が決まっています。この金額に保険料率(2005年10月からは14.288%)をかけ,会社と本人で折半して負担します。

 また,賞与(ボーナス)については,1回につき150万円を限度として支給額(千円未満切捨)に保険料率をかけ,会社と本人で折半して負担します。

(例)
標準報酬月額が55万円,1回のボーナスが137万5000円の会社員の場合

・毎月の厚生年金保険料
 26等級「報酬月額54万5,000円以上57万5000円未満」に該当
 26等級の月額:56万円
 保険料率:14.288%
 厚生年金保険料:56万円 × 14.288% ÷ 2 = 4万6円

・賞与(ボーナス)の厚生年金保険料
 厚生年金保険料:137万5000円 × 14.288% ÷ 2 = 9万8230円

 この例(年収935万円)の場合,本人が負担する年間の厚生年金保険料は年間67万6532円となります。

 今後,厚生年金の保険料は,平成16年10月以前の13.58%から毎年値上げされ,平成29年10月以降は18.3%で固定されます。したがって,上記の例のサラリーマンの場合,本人が負担する年間の保険料は最終的には86万6505円になり,今より約22万円増加することになります。

 一方,国民年金の場合には,平成17年4月から平成29年4月まで毎年280円ずつ値上がりし,平成29年4月からは毎月の保険料負担が1万6900円で固定されます。

 つまり,自営業者本人が負担する国民年金の最終的な年間保険料は20万2800円となり,この保険料は所得金額に関係なく一律です。

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