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充実生活見つけた
異文化体験を機にロングステイ事業を目指す<その1>~人生の岐路に早期退職を選択~
2009/07/06

 バリバリ働いて常にトップクラスで昇進してきた人生。しかし、思い描いていた道筋が、ある日突然途切れたと感じるとき。そう感じた後も、企業の一員として精一杯勤め上げるか、新たな道を選んでゴールを変更するか。山下雅史さんは、それをチャンスと考え新たなビジネスに挑戦することにした。その決断を紹介する。

順風満帆の企業人生に靄がかかった時
タイのロングステイ事業を立ち上げた山下雅史さん

 2009年5月から、タイ・バンコクを中心としたロングステイ・コンサルタントをはじめた山下雅史さん(59歳)。ロングステイ希望者への説明会講師や、現地下見ツアーのコーディネーター、旅行会社との提携と精力的に活動中だ。

 山下さんは、大手事務機器メーカーに入社以来、2008年まで、営業、マーケティング畑を歩んできた。同期の中でもトップの方にいる出世街道を歩んできたと自負している。そんな山下さんが、なぜ、まったく異なる分野での新たな仕事に就いたのか。ここに至るまでには人生を見つめ直す大きな岐路があった。

 「営業成績もよかったですし、地方の支店長、本部の役職を経て、やがては子会社あたりのトップになれるのではないかと、自分ではそんな道を描いていました」。山下さんは少しはにかんだように言う。企業人としての人生はまったくの順風満帆であり、仕事をまっとうしたいという思いで働いていた。

 しかし、50代になったある日、思いもよらぬことが起こった。「本部の役職に就くという内示をもらっていたのですが、それが突然、タイのバンコク転勤の内示に変わったんです」。山下さんの会社では、海外勤務は英語ができる総務系の人が選ばれることが多い。今まで、山下さんのような営業畑の人が抜擢されることはほとんどなかった。だから、寝耳に水のできごとだった。


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