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充実生活見つけた
映画作りで人生感を変えた男たち<その2>~観客、スタッフ、出演者の一体感が喜び~
2009/06/29

 前回は、磯村健治さんと森田貴英さんが試行錯誤の末、団塊世代を主人公にした映画「降りてゆく生き方」の構想を作り上げるまでを紹介した。シナリオの完成後、武田鉄矢さん、苅谷俊介さん、沢田雅美さんなどのキャストも決定し、撮影が進んだ。そして2009年4月、ついに映画は完成した。

 4月18日、主な撮影地の新潟県と市川市でオープニング上映されて以来、すでに東京、神奈川など、全国各地での上映が次々と決定している。今回は、二人をはじめとするスタッフの奮闘ぶりと人々との交流などを取り上げたい。

映画づくりについて語る磯村さんと森田さん

1731人のオーディション

 映画のあらすじは、こうだ。リタイアしたものの、まだ現役時代の右肩上がりの生き方から抜けきらない団塊世代の主人公は、利益追求型の外資系投資会社の先遣部隊として、村の再生事業にかかわる。新しい農業の姿、自然環境の保護、まちづくりなどの諸問題を取り込みながら話は進み、主人公は次第に右肩上がりではなく、自分らしく「降りてゆく生き方」でいいのだと気がついていく。

 この映画を製作するにあたり、製作者・磯村健治さん(60歳)とプロデューサー森田貴英さん(38歳)は、さまざまなアイデアを凝らした。そのひとつが、新潟県全域(新潟市/十日町/村上市/長岡/柏崎/湯沢/上越/佐渡)で出演者を募るオーディションだった。年令、性別、国籍、地域などの制限はなくしたため、生後8ヶ月の幼児から最高齢92歳まで、世代や地域をこえて、実に1731人もの応募があったのだ。


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