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提案! 夫婦や三世代で楽しむ旅<その2>~大自然の感動を共有する旅で家族の絆を~

自然を大切にするオージーとのふれあい

 海外旅行での不安といえば言葉だが、陽気で気さくなオージーたちは片言の英語でも対応してくれる。オージーはマナーを大切に考え、レストランやアクティビティが混雑する時にも静かに並んで待つことをいとわない人たちだ。

 また、特殊な生態系を持つオセアニアの自然を守る意識も高い。オーストラリアでは生態系の保護のため、州を跨いで植物の種を持ち込むことは禁止。グレートバリアリーフの国立公園内にあるホワイトヘブンビーチなどでは、貝殻や砂を持ち帰ることも禁じられている。

 ハミルトン島では雨水と海水を浄化したものを飲み水に使い、下水も海に流すことはせず、すべて散水などにリサイクルしている。こういった環境に対する真摯な姿勢が、この美しい海洋自然を守っているのだ。

 せっかくのグレートバリアリーフへの旅。ハミルトン島だけでなく、個性豊かな他の島でリゾートを楽しむのもいい。イギリス王室のメンバーが愛した高級感あふれるヘイマン島をはじめ、心安らぐ小さな島々にもリゾート施設がある。ケアンズを起点にするなら、珊瑚礁でできたグリーン島に滞在して、海と珊瑚礁にたわむれるのもいいだろう。

 名所をめぐる観光周遊の旅もいいが、こんな風に島ならではの孤立感で、家族への感謝と愛情、絆を感じる旅というのもオツなもの。大自然に包まれた島リゾートへの旅は、なぜか、心やさしく豊かな気持ちになれる旅でもあるのだ。

上空から望むヘイマン島。島を独占するリゾートだ



(フリーライター=本多美也子)

筆者プロフィール

本多美也子(ほんだ・みやこ)
就職情報誌では150を超えるさまざまな職業の人にインタビュー。大人向け旅行誌では中高年向けの癒される穴場や温泉記事を数多く執筆。シニアガイドと共にお寺や和文化をめぐる仕事も多く、地方の伝統産業、特産品について詳しい。


プロデューサ紹介

松本すみ子(まつもと・すみこ)
早稲田大学第一文学部東洋史学科卒業。
IT業界で20数年、広報、販促、マーケティングを担当。
2000年、団塊/シニア世代の動向研究とライフスタイルの提案、コンサルティング、執筆などを主要な事業とする有限会社アリアを設立。2002年9月、シニア世代の仲間づくり・活躍の場づくりの会「おとなのオピニオンコミュニティRyoma21」を主宰。2007年、NPO法人シニアわーくすRyoma21となる。日経BP社の情報サイトnikkeiBPnetにて「団塊消費動向研究所」を連載中。著書に、「そうだったのか!団塊マーケット」、「心理系の仕事を見つける本」などがある。
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