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充実生活見つけた
世相を映すホーロー看板に魅せられて35年<その2>~好きなことをして生きる充実感~
2009/01/26

 壁という壁、天井という天井を埋め尽くすホーロー看板。35年のコレクション歴の成果を「看板と広告の資料館 琺瑯看板研究所 サミゾチカラ コレクション」と名づけ、自宅で無料公開しているのが愛知県豊川市の佐溝力さん(62歳)だ。

 前回は、長距離トラック運転手時代のホーロー看板との出会いから、趣味で続けてきたコレクションの話を紹介した。今回は、50代半ばにして訪れた一大転機、そして、佐溝さんのホーロー看板に託す思いについて触れよう。

仕事を取るか、趣味を取るか、定年前の決断
仕事よりもホーローを選んでしまったんですと佐溝さん

 ホーロー看板を始めとする古い広告資料の収集は、あくまでも趣味の一つと割り切って、仕事とは一線を画してきた佐溝さん。しかし55歳のとき、勤めていた倉庫会社で、きわめて多忙な部署に配属された。

 「そうなると、もう趣味どころではなくなりました。どっちかっていうと、仕事より趣味のほうに力を入れていた人間だから、悩みましたよ。仕事を取るか、趣味を取るか。で、結局、趣味を取っちゃった」。

 佐溝さんは独身。「ホーロー看板コレクションの趣味のせいで結婚できなかったのか、結婚しなかったから、こんな趣味を続けられたのか、どっちかわかりませんけど」と笑う。しかし、将来のためと、若い頃から貯金だけはせっせとしていた。

自宅の裏は大田胃散のホーロー看板で埋まっている

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