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充実生活見つけた
とっても近い海外・台湾の楽しみ方<おすすめスポット編>~意外な穴場・台湾大学と歴史の町・九份~
2009/01/12

 台北の旅2回目。旅行社が提供する台湾ツアーといえば、5都市周遊5日間などといった駆け足観光がほとんどだ。だから、どの都市に滞在しても定番コースをいくつか回わっただけで終わってしまう。もちろん、それでもいいだろうが、夫婦や仲間と自由きままに楽しむ旅なら、もっと記憶に残るものにしたい。

 前回は、地元の人たちも気軽に食べている、いわゆるB級グルメを紹介した。今回は主に、台湾をより深く知ることができるスポットに焦点を当ててみよう。

故宮博物院は台湾の子供たちの学びの場でもある

台湾と中国の因縁の始まり・故宮博物院

 台北の観光といえば、故宮博物院をはじめとして、衛兵交代の忠烈祠、台湾民主記念館(旧中正祈念堂)、総督府などが定番コース。中でも、故宮博物院は何をおいても訪れてみたいところだろう。中国4千年の歴史に敬意を表して、まずは、おすすめスポットの前に故宮博物院に触れておきたい。

 故宮博物院には、宋、元、明、清という四つの時代の中国宮廷秘蔵コレクションが収蔵されている。本来なら、北京・紫禁城の故宮博物館にあるべきものが、台北にあるという不思議。それは、蒋介石の国民党が台湾に拠点を移すとき、主な財宝を船で台湾に運んだからだと言われている。

 故宮博物院の日本語サイトを見ると、1948年に「3回に分けて計2972箱が台湾に到着した」とある。その後、中国から持ち出すことは不可能になったので、数としては全体の4分の1に過ぎなかったが、名品はほとんど含まれていたという。確かに、北京で紫禁城の故宮博物館を見学したことがあるが、展示品は少なかったし、記憶に残る作品もなかった。台北でみる財宝の数々から、今につながる台湾と中国の関係に思いを馳せる人もいるのではないだろうか。

 展示品で人気があるのは「玉」だ。ここには、故宮博物院のシンボルのようになっている清代の「翠玉白菜」が展示されている。素材の薄緑と白い部分をうまく使い分けて白菜の形に彫ったもので、まさに東洋の美と感性と技の賜。玉と漆器のコーナーは古美術品の初心者にも楽しめるので、立ち寄ってみてはどうだろう。


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