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充実生活見つけた
団塊家庭にホストファミリーが急増中<その2>〜世界中に「こども」や「親戚」ができた!〜
2008/09/15

 香港からの留学生・劉國政(りゅうこくせい)くんを受け入れた増村宏一さん(63歳)・敏子さん(58歳)夫妻は、前回紹介したように、ホストファミリー歴20年を越えるベテランだ。その後、子ども達が留学したため、送り出す家族の立場も経験している。

 今回は、増村さん夫妻に、ホストファミリーとしての20年間の逸話を聞いてみた。すると、ホームステイを成功させるための意外な知恵が飛び出した。

多いときには4人の留学生が滞在したことも
いろいろな体験ができて刺激になると宏一さん

 増村家のホストファミリーの歴史は、当時中学1年生だった長女の「私と同年代のこどもだって。受け入れてみようよ!」というひと声から始まった。どこからか、沖縄米軍基地のこども達を受け入れてくれる家庭を探しているという情報を入手してきたのだ。彼女自身も、同年代外国人との交流に興味があったのだろう。

 期間は1週間と短いものだったが、ホストファミリーになることはそれほど難しいことではなく、むしろ、楽しいものだという印象を得た。この体験で懸念を一掃した増村家には、その後、肌の色や言語の違う、いろいろな国のこども達がやってきた。楽しかったこと、困惑したことなどを増村さん夫妻に語ってもらった。

 「20年前に初めて留学生を受け入れた後は、無理せずに、少しずつお世話をしていました。でも、7年前に両親がなくなり、2世帯住宅だったので、部屋に余裕ができたこともあって、積極的に受け入れるようになりました。多い時は、同時に4人がいたこともありましたよ。国や地域別で言えば、アメリカ、ハワイ、フランス、香港、ウガンダ、ナイジェリアなどですね」。

 書けばたった6つの国と地域だが、これがそう簡単なことではない。ウガンダ人の女性はアメリカ留学中に日本にやってきた。日本がとても気に入り、一度はアメリカに帰ったものの、日本での就職活動を続け、ついに横浜に仕事を見つけて“帰国”してきた。

 「その後、驚いたことに、シングルマザーになってしまったんです。そんな心細さもあるんでしょうか。今は、通勤にも、わが家にも便利な場所に住み、時々、遊びに来ます。実家を訪ねる心境なのでしょう。わたし達も来るのを心待ちにしています」。異国にある彼女にとって、増村家は心強い存在に違いない。


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