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充実生活見つけた
団塊家庭にホストファミリーが急増中<その1>〜住まい探しに悩む留学生と団塊家族との出会い〜
2008/09/08

 タタミの部屋でフトンに寝る・・・。そんな生活を体験したい外国人が増えているそうだ。しかし、日本に長期滞在をしたビジネスマンでも、企業が手配してくれたホテルやマンション住まいで終わり、タタミやフトンには縁がないケースも多い。

 日本の文化に触れてみたい・・・。そんな外国人のニーズに応えようと、留学のサポートを行っている企業が、ユニークな滞在システムをビジネス化した。注目したのは、こども達が独立した後、住まいに余裕があり、かつ、日本の伝統文化を伝えられる経験を持つ団塊家庭。2回に渡って、この取り組みと外国人留学生との交流を楽しむホストファミリーを紹介する。

増村宏一さん、敏子さん夫妻と香港からの留学生・劉國政くん

団塊家庭を対象に滞在システムをビジネス化

 ある日の夕食時、増村宏一さん(63歳)・敏子さん(58歳)夫妻は、香港からの留学生劉國政(りゅうこくせい)くんと、劉くんの希望する旅行先を話題に盛り上がっていた。3週間前から増村家に滞在している劉くんは、新宿にある日本語学校に通っている。そして、帰路は、銀座、渋谷、秋葉原、浅草、六本木、お台場などを訪ね、さらには小江戸・川越までも足を延ばし、日本を積極的に見聞している。

 劉くんは帰国を約10日後に控え、どうしても富士山に登ってみたいのだと言う。「きついよ!」「一人で大丈夫?」「でも、いい経験になるね」。ホストファミリーに半ばからかわれ、半ば激励されて、劉くんはちょっと困惑気味だ。

  こんな国際交流を行う家庭があちこちで誕生している。仕掛人は東京港区に本社を置くサクシーオ。もともと留学や海外生活を支援し、現在、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、中国、アジアなど10カ国25都市へ学生を送り出している留学斡旋企業だ。ホストファミリー事業を始めたきっかけは、海外の旅行社や日本への留学を希望する学生から、日本での生活支援を打診されたこと。


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