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充実生活見つけた
男だけのフラダンス・チーム「なぎさボーイズ」<その1>~湘南の海を満喫する平均年齢46歳の男たち~
2008/08/04

 フラダンスがブームだ。ひと頃フラ人口は減少していたが、今では、昭和ヒトケタ世代から幼い子供まで、世代を超えて楽しまれるものになっている。いうまでもなく、ブームの中心は女性たちだ。しかし、そこに、男だけでフラダンスを楽しむチームが登場し、話題になっているという。

 平均年齢46歳というオヤジたちが、なぜフラを踊るようになったのか、それはどんな効果をもたらしたのか。興味津々で、鎌倉の海に向かった。日本の中でも、フラダンスを楽しむ人口が多いという湘南ならではの話題である。

アロハは毎年オリジナルをオーダーで作る。これは今夏のバージョン。

男のフラは神を称える儀式に欠かせない踊り

 数年前から、何度目かのフラブームが起こり、日本のフラ人口は約50万人ともいわれるほどになった。中でも逗子や葉山など湘南周辺は特に熱い。日本人にハワイアンの存在を知らしめた大橋節夫は、日本で最初のハワイアンソングを逗子滞在中に作ったというし、湘南には若大将・加山雄三がいた。湘南あたりは古くから、何かとハワイアンとは縁があったのだ。

 さらに、逗子では、昨年から商店街の活性化のため、夏の数ヶ月に渡り、街のあちこちでフラのステージやフリーマーケットなどを行う「まちいっぱいのハワイアン in 逗子」が開催されるようになった。なので、このあたりでは、フラを知らないという人はいないほど。それでも、フラは女性のものというイメージが強く、男のフラは珍しい。

 しかし、実は、男フラ(カネフラという)はフラダンスが生まれた時点からあったのだ。そもそもフラは、ハワイやタヒチなどポリネシアの人々にとって、万物に宿る神を称え、捧げる儀式の意味を持つ踊りだった。こうしたアニミズム的な宗教意識とも関連し、祝詞(チャント)とともに捧げられるフラを、今ではカヒコ(古代フラ)という。

 しかし、実は、男フラ(カネフラという)はフラダンスが生まれた時点からあったのだ。そもそもフラは、ハワイやタヒチなどポリネシアの人々にとって、万物に宿る神を称え、捧げる儀式の意味を持つ踊りだった。こうしたアニミズム的な宗教意識とも関連し、祝詞(チャント)とともに捧げられるフラを、今ではカヒコ(古代フラ)という。

 一時は男性しか踊れないカヒコもあったという。戦闘の前に気持ちを高揚させるためのフラなどは、当然男性だけのものだった。というわけで、男のフラは決して、突然生まれたわけでも、異端でもないのである。むしろ、フラの原点ともいえる。


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