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充実生活見つけた
60歳からの百名山挑戦<その1>~期限を決め“可能な限り難しいルート”で~
2008/04/07
2年間で百名山を踏破
米倉久邦さん

 1964年に読売文学賞を受賞した深田久弥の『日本百名山』。山に生き、山で逝った深田久弥の選定したこの百名山は、賛否両論あれども、多くの登山者にとって、ひとつの目標となっている。健康づくりという名のもとに百名山を目指すシニア世代も多く、ガイド本も多数出版されている。

 その百名山をうたった書籍の中に、『六十歳から百名山』(新潮社)というタイトルを見つけた。著者は米倉久邦さん(65歳)。シニア向けの山ガイドのような内容かと思ったら、そうではなかった。百山踏破の期限を2年と決め、60歳の体力で“可能な限り難しいルート”を登頂しようと試みた、米倉さん自身の記録を綴ったものだった。

 定年を迎えてから、60歳で挑んだ百名山。2年間、四季を通じて、“いただき”にいた米倉さんの百名山踏破を決意するまでと、その経緯をたどってみよう。

 サラリーマンなら誰でも迎える定年。米倉さんにとってもそれは例外ではなかった。50代も終盤にさしかかった頃、定年後の行方を考えた。これから、どのように生きていったらいいのか。そして、ひとつの結論に至った。「そうだ! 山に登ろう」。

 米倉さんは大学卒業後、共同通信社の記者となった。地方での取材活動に始まり、ワシントン特派員を経て、東京本社では経済部に所属。以来、経済畑に身を置き、経済部長、ニュースセンター長と順調に記者畑を歩いていく。経済記者としては、まさに筋金入りである。仕事は山とはまったく縁がない。では、なぜ山だったのか。

山梨県八ヶ岳連峰・権現岳の頂上で

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