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充実生活見つけた
子どもにこそ本物の音楽を!<その2>~一流のクラシック演奏家が学校で生演奏~
2008/03/10

 「子どもの心や感性を育てるのは大人の役目。一流の音楽家による生演奏を子どもたちに聞いてもらい、心豊かに育ってほしい」。前回は、この思いを実現するために、クラシック音楽の世界で生きてきた徳永扶美子さんが、仲間に励まされながら、NPO「子どもに音楽を」を設立するまでを紹介した。この活動は、子どもたちはもちろん、演奏家たちにも大きな喜びをもたらすものとなった。

一流の演奏家たちが協力してくれるわけ
徳永さんにとって音楽は夫との思い出でもある

 NPO設立に力を貸してくれた人たちは理事となって、会の運営にも関わってくれた。しかし、「音楽のことはよく分からないし、まだ、それほど演奏を聞いてもいないから、他の人に会員になってとはいえない」と言う。会員集めは、主に徳永さんが担当することになった。

 ここまできたら、後には引けない。夢中で会員を集め、会費や出資金で、なんとか100万円単位の事業資金がプールできた。いよいよ活動開始だ。それにはまず、この活動に賛同するアーティストを集めなければならない。普通なら、もっとも難しそうな部分を、徳永さんは難なくクリアした。しかも、日本が誇るプロフェッショナル中のプロ、一流のアーティストばかりだ。

 それは、夫であり、チェロのNHK交響楽団首席奏者だった故・徳永兼一郎さんが、どこの演奏会にも徳永さんを同行していたから。自然に演奏家との交流が生まれていたのだ。いつしか「徳永兼一郎さんの奥さん」ではなく、扶美子さん個人として演奏家の友人が増えていた。今となっては、夫に感謝である。


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