ここから本文です
充実生活見つけた
近代産業遺産の旅・横浜を歩く<その2>~マッカーサーが愛したクラシックホテル~
2008/01/14
復興した横浜の威厳を感じさせる県庁()と税関(

 ジャズ、テニス、ビール、ナポリタンにプリンアラモード。実は、これらはすべて横浜発祥のもの。貿易産業の発展とともに、横浜は常にモダンでおしゃれを信条としてきた。前回は、明治初頭から大正時代にかけて、「貿易都市横浜」の創世記を作りあげた産業遺産をめぐってきた。今回は、産業遺産のクロスロードといえるクラシックホテル・ホテルニューグランドから、関東大震災後の横浜をめぐってみよう。

横浜市民の手になるシンボル

 大型船舶が寄港する日本の窓口として、順風満帆に思えた横浜の未来だったが、1923(大正12)年9月に起こった関東大震災によって、横浜はその95%の世帯が被害を受けるという大打撃を受けた。港周辺にあった近代建築の多くも倒壊、焼失したといわれている。

 復興に向けた一連の事業では、「神奈川県庁本庁舎(通称:キングの塔)」、「横浜税関(通称:クイーンの塔)」、や「横浜商工奨励館(現:横浜情報文化センター)」などが新たに建設され、現在の“みなと・横浜”を象徴する建造物群が次々と造られた。また市街地の倒壊家屋の瓦礫などを利用して造成されたのが、震災復興公園である山下公園だ。山下公園の広さを見ると、災害被害の甚大さがまざまざと感じられるだろう。

 震災では桟橋周辺にあった外国人向けのホテルも打撃を受け、ほとんどが機能を果たさなくなってしまった。横浜復興事業の中でも、そのシンボル的存在として建設されたのがホテルニューグランドの現本館だ。

ホテルニューグランド全景

1ページ 2ページへ 3ページへ 4ページへ 次のページへ
この記事のバックナンバーを読む
「セカンドステージ マガジン」 配信開始
セカンドステージでは,HTMLメール「セカンドステージ マガジン」の配信を始めました。毎週1回水曜日に配信いたします。
サイト上の更新情報やイベント,セミナーの情報をお送りするとともにメールならではの特典,イベントの提供をいたしていく予定です。
メール配信をご希望の方はこちらのページからで配信登録をお願いします。

→バックナンバーはこちら

セカンドステージ メールマガジン
サイトマップを見る
セカンドステージ連載一覧


日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る