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充実生活見つけた
ギネス記録を持つ世界一周ドライブ男の生き方<その1>~世界111カ国を見てまわった青年時代~
2007/12/17

大内三郎さん

 9年かけて27万キロという単独世界一周ドライブを達成した男性がいる。大内三郎さん(65歳)だ。記録もすごいが、実行したのは今から30年も前のこと。外貨持ち出し制限があり、1ドル360円の時代だ。大内さんの記録はギネスブックにも登録され、当時の若者たちを大いに刺激した。その後の生き方そのものを変えた旅の軌跡、そして、60歳を過ぎて再び新たな活動に挑戦する生き方に迫ってみた。

世界を知って本物になりたい

 地球一周単独ドライブという大冒険を達成した大内さん。取材前は、典型的な自由人タイプだろうと想像していた。しかし、インタビュー場所に現われたのは、パリッとした背広にネクタイ姿の男性。色白に柔和な表情で、どこかの企業の役員といった感じの紳士だった。

ギネスブックの掲載部分

 「最初に就職した会社で、人事を担当していました。異動やら査定やらで、面談や相談を受ける機会が多い職場でした。先輩に言われたままに理屈を並べるのですが、経験がない分、どうしても付け焼き刃。詭弁だということが自分でも分かっていました」。

 本当に自分にあった仕事かどうかと悩む毎日だった。そして、「本物とはなんだろう。本物を自分の目で見ることで、もっといい人生を送りたい」と考えるようになっていた。

 「一度きりの人生ですから、より自分を高める道を選びたかった。それには何よりも世界がどうなっているのか、そこで人々はどのように暮らしているのか、産業がどう成り立っているのか、そういうことを直に見るのが一番だと思いました」。

 こうして、27歳の時、大内さんは高度成長期に入ろうとする日本を飛び出て、ワゴン車で世界をめぐる旅に出ることを決めたのだ。


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