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国内デュアルライフという暮らし方~都会も田舎も。複数のライフスタイルを楽しむ~

そこで暮らす目的を見つけること
もちろん、夫婦で見学している人も多かった

 2番目の発表者は鎌倉に自宅があるという女性で、中伊豆に別荘を購入して行き来している。もともと友人と福祉マンションを作る会の活動を行っており、その土地探しで修善寺を訪れ、ここなら、長年の夢を実現できると購入した。鎌倉と中伊豆はどちらも、源頼朝と北条政子に縁の地でもあり、それも気に入った理由だ。

 そこには、すでに移り住んでいる仲間がいる。老後の生活は血縁を頼りにするのではなく、地域でともに暮らす人との地縁を大切に生きたいと思っているので、いずれは自分も移住するつもり。今は毎月1~2回、1回につき4~5日滞在しているという。鎌倉から修善寺まではやはり約2時間。

 3人目は那須塩原に夫と共に自宅を移して5年になる女性だ。もとの家は東京にあり、今でも子供たちはそこに住んでいる。なので、頻繁に行き来する日々。那須塩原と東京間は新幹線で1時間なので、それほど負担ではない。新しい土地でできた人間関係が楽しくて仕方がないと語っていた。

 3人に共通するのは、もうひとつの家で暮らす目的がはっきりしていることだ。最初の男性は、健康に関する研究を行っており、いまや肥満体日本一という沖縄で健康サービスに関する調査・研究からビジネスへと発展させている。二人目の女性は、修善寺で仲間と趣味のサークルを立ち上げ、地域の人も巻き込んで楽しんでいる。那須塩原の女性は、アメリカンカントリーダンスを教えて、地域活動に力を入れている。

 3人とも、「そこで何かを作り上げる、自分で何かを始める」という気持ちが大事だと話していた。Uターンして田舎に引き込むのではなく、自分の暮らし方や趣味にあった場所に、もうひとつの拠点を構え、多彩な暮らし方を楽しむ。それが「国内デュアルライフ」なのである。

高知県のブースでは熱心に相談中だった。

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