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充実生活見つけた
おとなの居場所「歌声喫茶」が復活!<その2>~町で、企業で、人と人の一体感が生みだす合唱~
2007/10/29

 戦後の高度経済成長の真っ只中で、一大ブームを巻き起こした歌声喫茶。一時は消えかけたその火が、いま再燃している。そのきっかけをつくったのは、開店から53年を数える東京新宿の歌声喫茶「ともしび」だ。前回は、歌声喫茶復活の軌跡を追った。

 「歌を歌って人を励まし、元気にしたい」という吉田正勝さん(53歳)らの『ともしび』の活動は、歌声喫茶を懐かしむ世代以外にも、新たなファンを生み出している。今、なぜまた、歌声喫茶なのか。今回はそんな歌声喫茶の魅力を探ってみたい。

歌声喫茶のステージはお客さんが主役

町に飛び出す歌声喫茶
吉田正勝さん

 歌集を手に、皆で一緒に大声で歌う。そんな一体感、爽快感が再びブームを呼んでいる歌声喫茶。しかしその活動は店内だけにとどまらない。東京新宿の歌声喫茶『ともしび』では、「出前歌声」なる出張歌声喫茶サービスを積極的に展開している。歌声喫茶が下火だった頃は、多くても年間60公演程度だったが、7、8年前から100を超し、ここ5年間は年間200以上もの依頼が来ているという。

 「以前は、地域福祉の作業所や養護学校から依頼されることや、時にはボランティアで出前歌声をやることも多かったのです。ところが、最近は、街づくりのためにと地方自治体から注目されています」(吉田さん)。

 その皮切りとなった活動が岡山県倉敷市の玉島。玉島商工会議所では「音楽あふれる街たましま」というキャッチフレーズのもと、音楽で街を元気するという活動に取り組んでいる。そこで目をつけたのが歌声喫茶。地域の合唱団団員と元団員が協力して、商工会議所に会員登録している喫茶店やレストラン内で、見様見真似で始めてみたら、これが意外に受けた。

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