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充実生活見つけた
おとなの居場所「歌声喫茶」が復活!<その1>~新宿『ともしび』に流れる熟年世代の歌声~
2007/10/22

 「歌声喫茶」が再び人気を呼んでいる。1950年代後半から60年代にかけて、戦後の荒廃から立ち直り、自由を謳歌せんとする若者が多くいた時代に、一大ブームを巻き起こした歌声喫茶。ブームが去り、その存続は風前の灯かに見えた。が、ここに来て復活の勢いを増している。

 皆で同じ一緒に歌うことで生まれる一体感。大声で歌う爽快感。その魅力を味わうため、中高年層が歌声喫茶に集う。そして今、かつての若者の居場所が、団塊世代を中心とした“大人の居場所”として、新たな動きを見せている。

歌声喫茶の灯は消えなかった
歌声喫茶の灯は消えていない

 「はい、今日は『里の秋』から始めましょう。歌集250頁をあけてください」。スタッフの声で、歌集を手にした客たちが、いっせいに頁をめくる。ピアノのメロディに続き、皆が歌いはじめる。「♪しぃーずかぁなぁ、静かなー、里のあぁきぃ♪」

 スタッフの歌を中心に皆の声が1つになる。恥らうものはいない。皆はつらつと、思いっ切り口をあけ、大きな声で歌い続ける。ここは、東京新宿の歌声喫茶『ともしび』。午後5時半からはじまるステージにあわせ、客が続々と集まってくる。早い時間にはまばらだった客席も、ファーストステージが終わる頃には、ほぼいっぱいになっていた。

 「歌声喫茶がいま、こんなにブームになるなんて、私どもの方が驚いているんですよ」と、『ともしび』のスタッフであり、母体のともしびグループで制作を担当する吉田正勝さん(53歳)は、しみじみと語る。

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