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自然風景を撮り続けるアマチュアカメラマン<その2> ~「写真中心の生活を送る」を実現~

写真三昧の毎日を選ぶ

 さて,まだ58歳の諸谷さんは,もちろん仕事をしている。昨年まではハローワークに勤務する厚生労働省のお役人だった。勤務していると,どうしても撮影は土日に限定される。諸谷さんは,もうそれでは我慢できなくなっていた。もっと写真を撮りたい。写真を中心とした生活がしたい。

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 そして,とうとう57歳で早期退職する決心をした。「それまでも,写真を中心とした生活ができればいいなあと思うことがありました。今回思い切ったのは,やはり写真集を出版したことが,引き鉄になったのだと思います」。とはいえ,仕事は完全に引退したわけではない。今は,以前の仕事と関連ある職場に再雇用され,以前よりもゆるやかに仕事をしながら,写真中心の生活を送っている。

 諸谷さんのこれからの夢は,テーマを決めた撮りおろしで,次の写真集を出すこと。愛着のある金沢,石川県,北陸という土地にこだわったテーマを準備中だ。また,個展も再度開催したいと思っている。開催地は,できれば東京。中央に出て,自分の評価を聞いてみたい。諸谷さんの写真にかける思いは,ますます募るばかりだ。

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(松本すみ子=アリア/シニアライフアドバイザー)
筆者プロフィール

松本すみ子(まつもと・すみこ)
早稲田大学第一文学部東洋史学科卒業。
IT業界で20数年,広報,販促,マーケティングを担当。職場での心のケアに関心が向き,産業カウンセラー資格を取得。これを機に,シニア世代の動向に注目。シニアライフアドバイザー資格を取得し,2000年,団塊/シニア世代の動向研究とライフスタイル提案,コンサルティング,執筆などを主要な事業とする有限会社アリアを設立。
2002年9月,シニア世代の仲間づくり・活躍の場づくりの会「おとなのオピニオンコミュニティRyoma21」を主宰。
2004年,NPO法人おとなの暮らしと仕事研究所となる。日経BP社の情報サイトnikkeibp.jpにて「団塊消費動向研究所」を連載中。
著書に,「自分分析!つまらない毎日なら『好きな』ことで独立しよう」,「心理系の仕事を見つける本」などがある。
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