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自然風景を撮り続けるアマチュアカメラマン<その1> ~「40歳になったら趣味を持つ」を実践~

雑誌の写真に引きつけられた

 そして,40歳。では,何をしたらいいのか。

 そう考えていた時,なにげなく目にした雑誌の写真に引きつけられた。それは滝を撮影したもので,日本を代表する風景写真家・前田真三さんの作品だった。「自分もこういう写真なら撮れるかもしれない。撮ってみたい」。

 風景写真に引きつけられたのは,能登半島の穴水で育ち,小さいころから,能登や立山連峰など豊かな北陸の自然に親しんでいたからだ。一口に写真が趣味といっても,被写体はいろいろある。諸谷さんにとっては,山や木や湖など,体にしみこんでいる風景を撮ることが一番自然なことだと思えた。以来,風景写真を専門に撮るようになった。

 休みの日にはカメラを抱え,お気に入りの場所を車で巡る日々が始まった。時には,夜中に出て明け方に目指す現地に着き,日の出を狙った。雪の日はカーブを曲がりきれずに,事故を起こし,ケガをしたこともある。それでも,毎週のように撮影に出かけた。カメラという趣味が自分に合っていることを実感した。

 地元の写真同好会にも入会した。アマチュア写真家の集まりとはいえ,レベルの高い人が集まっており,大いに刺激を受けた。負けてはいられないと,人の倍も撮って腕を磨き,写真コンテストに応募するようになった。

 すると,立て続けに入選。「それまでは気がつかなかったのですが,写真のセンスはあったのかもしれませんね」。こうなると,ますます面白くなる。

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