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充実生活見つけた
父と娘で挑む,篠笛の新しい世界<その1> ~ドレミ音階の笛を作り,ポピュラーを吹く~
2006/08/28

 子供のころから祭囃子の篠笛に親しんできた香川隆樹さん(56歳),良子さん(22歳)親子。前回は「篠笛をもっと身近に感じてほしい」との思いから,苦労の末,父親の隆樹さんがドレミ音階の篠笛を作り上げるまでを紹介した。その結果,レパートリーは洋楽,ポピュラーへと広がり,父娘で舞台に立つ機会も増えた。

 そして2005年,二人に大きなチャンスが訪れた。良子さん作曲のオリジナルCDのリリースと,それをひっさげての海外進出である。

娘の作曲で1stアルバム「道」をリリース

 なんとなく頭に浮んだメロディを篠笛で吹いてみる。小学生の女の子にはあまり似つかわしくない良子さんの“趣味”は,やがて作曲という特技に発展し,2005年にはオリジナル曲8曲を収めたCD「道」をリリースするに至る。演奏はもちろん,隆樹さんと良子さんの共演だ。

 曲目には「雨上がりの虹」「窓に吹く風」「木々のささやき」「旅の終わりに」・・・といかにも若い女性らしいタイトルが並び,その音階はとても篠笛の曲とは思えない。

 「高校時代には音楽専門コースを受講していましたので,楽典を学んだことが,今の曲作りに役立っていますね。『飛びたい気持ち』という曲は,小学校5年生のときになんとなく口ずさんでいたメロディをベースにして,伴奏曲も合わせて曲として完成させたものです。同世代の友だちに人気があるのはアップテンポな『青空ハイウェイ』かな。ピアノやチェロとの合奏曲が多いですが,ドラムを組み入れたものもあります」。

 実は,この時期のオリジナルCDリリースには,明確な目的があった。フランスはパリでの演奏に持参することである。

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