ここから本文です
充実生活見つけた
レース好きはオフィシャルを目指せ!<その2> ~もうひとつの社会に触れられる喜び~
2006/06/12
安斎さん

 前回は,カーレースのオフィシャルという仕事について紹介した。オフィシャルは,意外にも,誰でも参加できるボランティア。定年後のアクティブな趣味としても十分楽しめるということが分かった。そして,レース好きが高じて,オフィシャルのボランティアを,すでに30年近くも続けている安西友望さん(57歳)に登場してもらった。

 ニッサン・スポーツカー・クラブ(以下SCCN)副会長を務める安斎さんは,約30年間,オフィシャルとしてレースを支え,現在ではスタッフの育成や管理にも携わっている人。今回は安斎さんに案内役を頼み,オフィシャルになる方法や魅力を教えてもらった。

まずは『国内ライセンスB級』を取得!

 ――オフィシャルになるには資格や経験が必要ですか?

 経験は必要ありません。必要なのは二つ。18歳以上で日本自動車連盟(JAF)の会員であること。そして,JAFが開催する『国内ライセンスB級』の講習会を受けて,その資格を取得すること。その後,『公認審判員B3級』の交付を申請すればOKです。

 ――「国内ライセンスB級」の資格は,レーサーのための資格ではないのですか? 

 この資格はモータースポーツに参加するための入門の意味合いを持つ資格です。だから,レーサーも,オフィシャルも最初は「国内ライセンスB級」からスタートします。オフィシャルの場合には,B級ライセンスを取得した後,『公認審判員B3級』の交付を受けることで,オフィシャルになる条件は満たしたことになります。

 ――試験はあるんですか。

 いや,B級は座学での講習だけで,筆記も実技も,試験というものはないんです。講習の内容も,国内の競技規則や競技車両規則の話が中心となります。

 ――では,講習に参加してライセンスを取れば,すぐに,F1のオフィシャルにもなれるということですか。

 いやいや,『国内』とついていることから分かるように,これは国内競技に限ってオフィシャルの仕事ができる資格です。国際的な競技で活躍するには,さらにステップアップする必要があります。

 オフィシャルの資格は「公認審判員B3級」から始まって,参加した大会の数などによって,「A2級」から「A1級」へ飛び級するパターンと,「B2級」から「B1級」を経て「A1級」と順番に進むパターンがあります。F1など国際的なレースで活躍するオフィシャルは,このようにして経験を積んで,ステップアップした人が担当しているんです。

1ページ 2ページへ 3ページへ 4ページへ 次のページへ
この記事のバックナンバーを読む
「セカンドステージ マガジン」 配信開始
セカンドステージでは,HTMLメール「セカンドステージ マガジン」の配信を始めました。毎週1回水曜日に配信いたします。
サイト上の更新情報やイベント,セミナーの情報をお送りするとともにメールならではの特典,イベントの提供をいたしていく予定です。
メール配信をご希望の方はこちらのページからで配信登録をお願いします。

→バックナンバーはこちら

セカンドステージ メールマガジン
サイトマップを見る
セカンドステージ連載一覧


日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る