ここから本文です
充実生活見つけた
ボランティアは楽しんでこそ長続きする<その2> ~“出前歌声喫茶”「川口酎年合唱団」誕生~
2006/02/27

 地域へ溶け込むために,目の不自由な人のための朗読テープづくりやパソコン個人指導のボランティアを経験した中尾堯(たかし)さん(59歳)。前回は,広告代理店のプランナーとして,2000年に名古屋へ単身赴任するまでを紹介した。名古屋での仕事はシニア向け情報誌の創刊。これが結果的に,新たなボランティア活動への地ならしともなった。

「第九を歌う会」に参加し,やみつきに

中尾堯さん

 名古屋でフリーペーパーの編集をしながら,「シニアを対象にした媒体を作るなら、その世代のことを系統的に勉強したい」と思った中尾さんは,厚生労働省の外郭団体「健康・生きがい開発財団」が養成する「健康・生きがいづくりアドバイザー」の資格を取ることにした。

 「10日間フルに,年金・保険・健康・病気のことなどを勉強して,それまで散発的だった知識が系統立ちました。それを生かしながらシニア向けのフリーペーパー『かつじ百景』を編集していたわけです」。

 あるとき,取材で訪れた音楽セラピーの現場に強い印象を受けた。「憧れのハワイ航路」が流れると皆が大合唱。会場は大いに沸き,体操をしたり,お手玉をしたり,2時間があっという間に過ぎる。「歌の力は凄い」と思った。

 趣味でベートーベンの「第九」を歌う会にも参加した。高校のとき応援団にいて声がよく通り,キャンプファイヤーでは歌唱リーダー(歌詞を先導して言う役)だった中尾さんは,もともと「第九」を歌うのが念願だった。

 「『川口第九を歌う会』は有名ですが,練習の日程が無理で参加できなかったんです。名古屋で募集している会は幸いにも参加しやすかった。初歩から,毎週月曜日の夜に練習して,3回ステージに立ちました。やみつきになりましたね」。

1ページ 2ページへ 3ページへ 4ページへ 次のページへ
この記事のバックナンバーを読む
「セカンドステージ マガジン」 配信開始
セカンドステージでは,HTMLメール「セカンドステージ マガジン」の配信を始めました。毎週1回水曜日に配信いたします。
サイト上の更新情報やイベント,セミナーの情報をお送りするとともにメールならではの特典,イベントの提供をいたしていく予定です。
メール配信をご希望の方はこちらのページからで配信登録をお願いします。

→バックナンバーはこちら

セカンドステージ メールマガジン
サイトマップを見る
セカンドステージ連載一覧


日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る