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充実生活見つけた
元気は年齢に比例する! 中高年ラガーマンが集う「不惑倶楽部」<その1>
2005/10/17

  40歳以上の中高年男性が集まって,熱心に活動しているラグビークラブがある。名称は「不惑倶楽部」。教えてくれたのは,自身もメンバーであるという渡邉忠貴さん(63歳)だ。「とにかく,バケモノ揃いなんだよね」。

 そのバケモノたちの正体を探るべく,真夏のある日,菅平に向かった。年に一度の総会と合宿・練習試合が行われるのだ。オジサン・パワー全開の1泊2日を2回に渡ってレポートする。





50数年前,7人の男たちから始まった

 ラグビー好きで「不惑倶楽部」の名前を知らない人はいないらしい。設立は,なんと1947年。団塊世代と同じ頃の誕生だ。会の発展の経緯を話してくれたのは,前会長の杉本要二さん(73歳)と,その前の会長の千原開さん(79歳)。

  「きっかけは7人の仲間が,40歳以上に呼びかけてラグビークラブを作ったことでした。この会の活動を知って,各地のラガーマンもおとなしくしていられない。翌年には関西『惑惑』,その翌年には,九州『迷惑』が誕生したんです。この3つを総称して『三惑』といいます」。

 その後も全国各地に,この流れが波及していった。その後,「不惑倶楽部」に習ってできたクラブはみな名前のどこかに「惑」の字が入っている。今では,北海道から沖縄まで,「惑」クラブが50以上もある。元祖「不惑倶楽部」は,全国に中高年ラグビーを普及させる引き金となったのである。

 名前と活動は海外にも届いた。カナダや台湾などとの交流試合をきっかけとして,その存在が世界中に知れ渡ると,世界中の同好の士が動き出し,世界大会「Golden Oldies」に発展。今まで,フランス,南アフリカ,オーストラリア,ニュージーランドなどで開催され,世界中から集まる参加者は家族も含めて6500名にもなっている。日本の中高年ラガーマンの情熱が,世界のラガーマンを刺激したのだ。

 活動は途切れることなく後輩に引き継がれ,現在の会員数は約400人。首都圏を主体に,土日祝日には欠かさずどこかで活動が行われている。中でも,心待ちにしているのが年に1度の菅平合宿である。毎年,どんな予定よりも優先してスケジュールし,万難を排して集まってくるメンバーがたくさんいる。ラグビーを楽しみたいという気持ちと,今年も健康で合宿に参加できる,世代を超えた仲間と交流ができるという喜びを持って集まる。

 今年の参加予定は70数名ということだっだが,総会に集まった人数はどうもみても,そんなものではない。当日になって,なんとか都合がついたので参加することにしたというメンバーも少なくないのだろう。


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