
![]() 吉池: 30年も結婚生活を続けていれば、恨みつらみはあると思います。でも、恨み言をいくら言っても幸せにはなれません。過去のことを忘れろとは言いませんが、いったんご破算にして、暫定離婚の後は、再婚したように新たな気持ちでスタートしてほしいんです。 実際、別れるしかないとまでいってしまったケースで、離れてクールダウンしていたところ、お互いの利便性に気がついたという人がいました。でも残りの20年、利便性だけで一緒にいるわけにはいかないので、リフレッシュスタートという意味で、再婚旅行をしたそうです。それが、とてもよかったと言っていました。 やはり、二人きりで過ごすのも楽しいんですね。このケースはきっかけが無かっただけ。もう一度、二人の関係を見直すためにも暫定的に離婚することをお勧めします。 ―― 最後に、リフレッシュスタートをしようとしている人たちにアドバイスを。 吉池: 新たな結婚はフランスの国旗風に行くのがいいと思います。フランス国旗の色は、自由・平等・友愛を示しています。つまり、これからの生活はお互い自由であることを楽しむ。子どもにとらわれることもないし、したいことがあったらなんでもしていいよと。そして、どっちが上でも下でもない。パートナーとして平等であること。さらに、お互いがかけがえの無い仲間であるという友愛の気持ちを持つこと。 老後は、子育ても大変な仕事もなくなり、余裕が出来るのですから、楽しみも多いはず。残りの時間は無限ではないのですから、過去のことで傷つけあったりしないで、大切な時間を夫婦二人で楽しく過ごしてほしいと思います。 ▼以下のリンクから書籍が購入できます (フリーライター=杉野治子)
筆者プロフィール
杉野治子(すぎの・はるこ) 技術系専門誌、科学技術情報誌の編集に携わり、モノづくり現場の技術者や研究者などを数多く取材。2002年秋から約4年半中国・上海にて語学勉強のかたわら、現地日本語情報誌のライターとして、ビジネスから街角グルメまであらゆる方面の取材・執筆に携わる。帰国後はライター業とともに、趣味の街歩きとうまいもの探しにいそしむ毎日。
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