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著者に聞く
離婚の危機を回避する方法<その1>~日本では新しいマリッジ・カウンセリング~
2009/07/01

 「今すぐ出て行って!」

 定年を間近に控え、これから夫婦二人でゆっくりと老後を送ろうと思った矢先、妻にこう言われたらどうだろうか。妻はちゃんと家事をやってくれるし、うちはうまくいっているから、関係ないね・・・と思ってはいないだろうか。2分に1組が離婚するというこの時代、知らないうちに夫婦の間に亀裂が入っていることだってある。

 離婚の危機を見分けるには、そして、回避するにはどうしたらいいのか。『妻に“今すぐ出て行って!”と言われたら』の著者であり、マリッジ・カウンセラーの吉池安恵さんに話を聞いた。

気軽に来てほしいカウンセリング

―― なかなか衝撃的なタイトルの本ですね。

吉池: そうですね。でも、実際にこの本を読んで、カウンセリングに来てくれる人もいるんですよ(笑)。私は昨年10月に、23年間住んでいたアメリカから日本に帰ってきました。アメリカではずっとカウンセリングをしていましたが、日本ではまだカウンセラーとしての実績がありません。ですから、日本に帰ってくるにあたり、自己紹介を兼ねて、今まで自分がマリッジ・カウンセリングで得たノウハウをまとめたいと思っていました。幸いそれが出版され、ありがたく思っています。

―― マリッジ・カウンセラーというのは、日本ではまだ馴染みがないですね。

妻に「今すぐ出て行って」と言われたら
PHP研究所
吉池安恵:マリッジ・カウンセラー

吉池: 確かにその通りです。でも、アメリカではごく普通のことで、私のクライアントの相談のうち半分はマリッジ・カウンセリングでした。もちろん、うつ病などの神経症、PTSD、拒食症など多くの相談と治療をしてきましたが。

 アメリカでマリッジ・カウンセリングに来る人は、離婚という状況に陥ったからではなく、多くは自分たちの結婚をもう少し満足のいくものにしたいという気持ちで来ます。相談を受けて、その後もフォローアップをしていきますと、夫婦関係がよくなったという人がとても多く、大抵は「きてよかった」と言ってくれました。

 日本ではまだ、マリッジ・カウンセリングという分野はポピュラーではありません。だから、何も切羽詰まった状態の人だけが来るわけではないということ、普通の人が気軽に相談に来ているのだということを知ってもらいたかったのです。


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