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著者に聞く
「プチデブ」が一番の長生き候補生!<その2>~動物性タンパク質の摂取が少ない国は短命~
2008/12/10

 前回は、日本人全体のエネルギー摂取量は減っており、過剰なダイエットに走ることは止めて、正しい食事に目を向けようという柴田先生の説を紹介した。

 では、いったい、どんな食事をとればよいのだろうか? 柴田先生はそれを「理想の食生活のための14か条」としてまとめている。そんなに沢山の注意があるのか!という声があがりそうだが、内容をよくみれば、トータルで実践することはそれほど難しいことではないようだ。

栄養と3食のバランスが肝心

―― 肉も魚も、食べて大丈夫なんですね!

柴田博:医学博士、桜美林大学大学院教授

柴田: 「理想の食生活とはどんなものですか」とよく聞かれますが、とても答えにくい質問です。その人の年代により、ライフスタイルにより、また、住んでいる土地の気候条件などにより、全く異なりますからね。しかし、基礎となるべき考え方や、広く浅く当てはまる方向性というものはあります。

 それを「理想の食生活のための14か条」としてまとめました。どれも簡単なことです。根拠のない健康常識(フード・ファディズム)にだまされないで、この14か条を実践すれば、健康に生きることの第一歩になりますよ。

 14か条の詳細は本に書いてありますから、それを読んでいただくとして、トータルに申しますと、第一は食品の多様性です。たくさんの種類の食品を摂ることは栄養学的にも大切なことですし、食品の安全性を担保・確保するためにも重要です。流通している食品には、それぞれ有用性があります。しかし、安全であるか否かについては一抹の不安が残ります。そんなリスクを分散する意味でも多様性が必要です。

 そして、第二は美味しいことです。日本人は伝統的な醤油味にしか親和性を持たないなどと言うのは誤解で、戦後、食品摂取が多様になるにつれ、味覚も大きく開拓されてきました。日本の主婦は、自国の伝統的料理以外の、例えば中華料理やイタリア料理などを作る技術も持ち合わせています。その技術を活かして、多様な食品を美味しく味わって欲しい。そんな観点からまとめたのが14か条です。


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