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著者に聞く
いつか直面する老親介護、その時慌てないために<その2>~介護が原因で離婚も、自身の生活とどうバランスするか~
2008/11/12

 考えると憂鬱になる。わかってはいるけれど、なかなか向き合う心の準備ができない。それが「介護」だ。しかし、結婚も子育ても準備や計画が大切だったはず。介護だけが避けて通ることはできない。

 『老親介護とお金』の著者、太田差惠子さんは、介護こそ事前の準備や心づもりが必要だと説く。それは親と子という関係だけでなく、配偶者や仕事にも大きな影響を及ぼすからだ。前回のお金の問題よりも、もっと深刻な家族と仕事のバランスに目を向けてみよう。

第三者を入れて介護のビジョンをつくる

―― 前回はチーム作りが大切と伺いましたが、そのチームづくりやビジョンづくりは、介護専門職と共に考えるべきだと書かれています。第三者を入れる理由は?

老親介護とお金
アスキー新書
太田差惠子:介護・暮らしジャーナリスト

太田: 専門家を入れることで風通しがよくなります。互いに緊張感を持てるので、最悪のケースである「虐待」を避けることにもなります。特に親と別居している場合、ケアマネージャーは頼りになる存在です。こちらからコンタクトを取れば、親の状況を随時教えてくれますので。

 ある男性などはメールを使ってケアマネージャーとの連絡を密にして、遠距離介護を成功させています。介護に関する情報も豊富ですし、介護専門職は強い味方です。また、子供が介護に通う場合も、ケアマージャーやヘルパーが訪問日を調整してくれますから、親の状況を直に聞き、介護のプランを一緒に考えることもできます。


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