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著者に聞く
いつか直面する老親介護、その時慌てないために<その1>~4000万円近くお金がかかるって本当?!~
2008/11/05

 高齢化社会を迎えた今、親を介護する子世代は、自らがリタイアを目前にした50代、リタイア直後の60代前半がほとんどだ。とはいえ、介護の準備をしているわけではなく、漠然とした不安がよぎる。その不安の最大のものがお金だ。ある調査によると、公的介護保険の適用外で「必要と考える資金総額」は4000万円近くだという。はたして、そんなに必要なものなのか。

 介護する前に読んでおきたい一冊『老親介護とお金』の著者、太田差惠子さんに実情を聞いてみた。

介護の知識得て、老いを察知することから始まる

―― 親の介護が必要となったとき、まず、子供や家族がすべきことは?

老親介護とお金
アスキー新書
太田差惠子:介護・暮らしジャーナリスト

太田: 本当は親が介護状態になる前、つまり倒れる前に、予備知識を得ておくことが重要です。今回の著作も、実際に現在、介護している方ではなく、年老いたけれど、まだ元気な親を持つ子世代に向けた本なのです。

 介護保険制度のしくみ、介護の実例など、基礎的な知識をあらかじめ知っておくべきでしょう。さらに大切なのが、親の状態を理解しておくことです。それには、なによりも親とのコミュニケーションを密にしておかなければなりませんね。

 団塊世代であれば、親は70代後半以降でしょう。この年代になると、何もないということはありません。老いを察知することが大切です。別居では少しむずかしいかもしれませんが、「頼りがないのは元気な証拠」ではダメで、そろそろ何かあるのではという心構えを持つべきでしょう。


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