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著者に聞く
リンボウ先生流「風通しの良い個人主義」のすすめ<その1>〜利己主義と個人主義は違う〜
2008/09/03

 ロングセラー『イギリスはおいしい』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)のリンボウ先生こと林望さんが、これまでの数多くの著書から「エッセンスを抜き出してノウハウ的に展開した」と話す『新個人主義のすすめ』(集英社新書)。会社や組織との距離の取り方、夫婦関係のあり方など、ミドルエイジ以後の生き方という観点から、この本にヒントを探ってみた。

リタイアしていきなり「地元デビュー」なんて無理

―― 個人主義的な観点からすると、「ご近所の友だち」より「家族と親友」が大事と本の中で述べられています。リタイア後はどうでしょう。地域とのつながりも新しい人間関係のひとつと、一般にはよくいわれていますが……。

新個人主義のすすめ
(集英社新書)
著者:作家、国文学者 林 望

: リタイアしていきなり「地元デビュー」なんて無理ですよ。今までやってこなかったことをそう簡単にできるわけがない。ぼくは現実的だから、無理なことはおすすめしません(笑)。

 定年になってからあれこれ考えるのでは遅く、会社にいる時から「自分の時間」を大切にしている人が、リタイア後も充実した時間を過ごせる。この本で言いたかったのは、実はそのことです。

 「自分の時間」を大切にすると、時間を無駄にできません。だから、どこかで折り合いをつけないといけない。ここまでは会社の仕事だけれど、ここから先は私の時間だからやりませんと、断固たる態度をとることです。それでは出世できない、皆から嫌われる、和を保てないと考えがちですが、そうではありません。


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