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著者に聞く
熟年離婚、そうなる前の対処法<その2>~この妻と共に歩むという自覚を持つ~
2008/07/09

 プロセスを大事にする女性、結果を重視する男性。視点が違う男女が夫婦になり、お互いの意識の差に気付かずに、長年共に過ごしていたとしたら・・・。最近よくいわれる熟年離婚は、時間の経過とともに広がって行く夫と妻の意識の差、特に、妻のこころの変化に夫が気付くことなく、破綻を迎えるケースも多い。

 もし、自分が離婚問題の当事者になったってしまったとしたら、その問題にどう向き合っていけばいいのか。それ以前に問題が発生しないためにはどうすればいいのか。前回に引き続き、『男と女の離婚格差』の著者、石坂晴海氏に語ってもらおう。

夫が“つまらない人間”に思えるとき

―― 結婚するときは、離婚なんて考えもしませんよね。でも、離婚という方向に向かってしまったとしたら、その男女の意識の格差はどういうときに広がるのでしょうか。

男と女の離婚格差』(小学館)
著者:石坂晴海

石坂: 男性と女性の格差って、相当若い年齢から起きているんです。こどもの頃は、よく女の子の方がませていると言われますし、同じ年なら男の子の方が“お子様”呼ばわりされますよね。たとえば、30歳半ばで同じようなフィールドで仕事をしている男女の場合、実は、男性より女性の方の視野が広く、自分の仕事に対する意識が高いケースが多い。

 もともと、そのような意識の差がある男女が結婚するというのは、やはりいいコミュニケーションが取れていたからだと思うのです。同じ目線でコミュニケーションできていたからこそ、結婚する。

 ところが、子供ができると、どうしても夫婦は分断されてしまいます。妻は子育てに集中しますし、夫は子供のために稼ごうと思う。こうして分断されていくと、妻に関心を持たなくなる夫も多くなるのだと思います。妻からすれば、結婚した時は、あんなに関心を持ってくれたのにと。

 とはいえ子供はかわいいですから、子育ての期間は夫婦の会話は成立します。子供についてはね。で、ある程度子供が育つと、また男女の意識って変わってくるんですよ。


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