

![]() ![]() 2006/07/28
伸びつづける中国経済に注目
中国は人口が日本の10倍,国土は26倍という超大国。「能力のあるものから先に富め」という故鄧小平氏の言葉通り,これまでに豊かになった人々,豊かになった地域の後に続き,これから伸びて行こうという層が後に控えている,潜在力の大きな市場だ(連載1回目,2回目参照)。 巨大市場・中国は,今後2010年までにビッグイベントをいくつか控えている。これも魅力の一つだ。 2008年には,北京でオリンピックが開催される。かつて日本(東京・1964年)や韓国(ソウル・1988年)は,オリンピック開催を契機に,長期的な高度経済成長と,それに伴う株価上昇の恩恵を享受した。 日本も韓国もオリンピックで成長
日本では,オリンピック開催決定(1958年)からの7年間,年平均10%の高度経済成長を記録し,東証株価指数は1958年から3年間で約3倍になった。韓国でも,オリンピック開催決定(1981年)から開催までの7年間の平均GDP成長率は約9%を達成。その後,96年のOECD加盟までの8年間も平均で約7%の成長率を続け,韓国総合指数は81年から15年間で約9.5倍にもなった。オリンピックは経済成長を遂げる契機としての象徴的イベントであると同時に,大幅な内需拡大を伴う国際イベントと言えるのだ。 北京オリンピックでもその傾向は表れている。すでに2008年の北京オリンピックに備えて会場となる北京やその周辺では,インフラや宿泊施設の建設,観光地の整備が進んでいる。 また,2010年には上海での世界万博開催も決まり,インフラや住宅などの整備も一層進められることが予想される。これら国際的イベントをにらんだ開発の途上で,建設,不動産,IT産業,観光業などを含むサービス業への需要の増大による国内の産業発展も期待されている。
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