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50歳からの資産運用
株式投資の達人に学ぶ!編(3)
2005/06/20

 「ど素人の株日記」の管理人・なべさんに聞く投資術は今回が最終回。

 今回は,もし株を始めたらどんな疑問を持つようになるのかを,紹介します。実際になべさんが発行するメールマガジンに寄せられた質問を題材に,なべさんに答えてもらった。

 株式投資を始めたときの雰囲気が伝わってくるはず。

どの銘柄を選ぶ?

 株投資を始めるにしても,どの銘柄,業界を選べばよいのか。投資額も控えめに済まそうと思えば,銘柄選びに悩み出す。


複数の証券会社に口座を開設し,株式売買を始めるつもりですが銘柄が多く,どこから買い始めるべきか迷ってしまいます。会社勤めなので休日以外はそれ程時間が取れません。企業の勉強をする時間もそれほどとれません。最初の資金は70万と考えていますので買える銘柄は限られるのですが,効率的に目的の銘柄を捜す方法はないでしょうか?


購入対象となる銘柄が多すぎて困っている場合であれば,あなたが働いている業界の企業を選択することをおすすめします。建設業界なら建設株を,食品業界なら食品株を……という具合です。もし,この条件で対象銘柄が見つからなければ,あなたの業界の取引先業界へ対象を広げるのもいいかと思います。

 そもそも,あなたが働いている業界の情報に関して,あなたの知識はすでにプロレベルに達している可能性が高いのです。そのメリットを生かさないのはもったいないです。休日以外に時間が取れないことも考えますと,それ以外の業界についての知識を増やすよりも効率的に銘柄探しができるのではないでしょうか。

どの証券会社の手数料が安い?

 投資を始めるにしても証券会社に口座が必要。どの証券会社を選ぶか迷います。ポイントの一つは手数料。


今,一番手数料の安い証券会社はどこですか?中長期取引をメインに行う場合,手数料はどのくらいかかるものなのでしょう。


現在,インターネットでの株売買では,株取引の際,証券会社に支払う「売買委託手数料」の値下げ競争が起きています。特に,新規に口座を開設された方に対するサービスは充実していて,証券会社の中には「手数料がタダ」のところまで出てきました。

 6月11日現在,丸三証券の場合,口座開設後2カ月間は取引回数・取引金額共に無制限で手数料が無料に,豊証券は同じく口座開設後1カ月間が無料になります。そのほか,岩井証券,楽天証券,松井証券は取引金額によって手数料が無料になるサービスがあります。

 手数料は低価格化が進んでいます。例えば楽天証券では,1日の約定代金の合計額が50万円までなら何回取引きしても1日525円しかかかりません。100万円まで取引きしても1日945円,300万円まででもわずか1日3150円しかかかりません。中長期の投資をする場合ですと,そうそう売買を繰り返すわけではありません。100万円なら1回で0.1%以上の利益を得られるなら,手数料を差し引いても損はしない計算になります。

 そういう意味では,手数料はほとんど気にしなくてもよくなってきました。それでも投資家の中には売買委託手数料が無料の証券会社を渡り歩く猛者もいて,まったく手数料を払わずに取引を続けています。すごいですね。なお,マネックス・ビーンズ証券では新規口座を開設し,3万円以上を証券口座に入金すれば,3000円がキャッシュバックされます。

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